ユーロ/スイスフランはなぜ今1.2ラインを撤廃したのか?

スイス国立銀行(SNB)の発表によると、

「スイスフランに対する過大評価が弱まってきた」

として、上限を撤廃した様です。

つまり、ユーロ圏の不安情勢の中、比較的安全通貨と言われる「有事のスイスフラン買い」によって、日本同様自国通貨高に苦しむスイスが、これ以上フラン高にされては深刻な経済の落ち込みに直面すると踏んでユーロに対して実施していた無制限介入を、する必要が無くなった。

今介入を撤廃しても、かつてのようなスイスフラン高にはならないと判断した、という事でしょう。

スイス国立銀行は文字通り国立で、日本の(アメリカも)ように日銀と政府が独立した機関でなく、政府が運営しています。
従って、無制限に介入(SNBとしては通貨を刷りまくってユーロを買う)というような事が出来るのです。

しかし解除した途端、ものの数時間、いや数十分で2年半前に介入を決意したあの価格帯(EUR/CHF1.0付近)まで一気に戻しました。
これを見て今後のスイス当局はどのようなアクションに出るのでしょうか。

スイスフランの今後の見通し

正直言ってスイス政府の今後の政策や見通しなどこれと言った情報はありません。
しかし今回の件で、ニュースなど今後暫くの間は注目されて情報が入り易くなるでしょう。

スイスフラン絡みで売買していた人は、結構大変な事になっている筈ですので今後暫くは様子見が妥当です。

大損した人は今後しばらくのトレードの見通しが付かない程ダメージを負っている可能性がありますし、
何よりスイスフランに関わっていた大勢の人がパニックに近い状態なっています。

この様な時は上下に乱高下する荒い相場になりがちで、またチョットした材料に反応したり、強めの材料にも反応しなかったりします。
いつもと違う動きをすると言う事ですね。

いつもと逆に動くと言う意味では無いですよ。
変に自分勝手に見通しを立てても、この様なイレギュラー相場で勝とうとするのはギャンブル性が高くなってビジネスとは言えませんね。

FX

 

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