FXで勝つ戦略思考

あなたの戦略は?

あなたがもし織田信長に並ぶ戦国の武将で、隣国に勝つための兵力・戦力を整えたいと考えているとします。

どんな武器や防具を(予算内で)購入して、どのような部隊がどれだけ必要か計算するでしょう。
算出できたら現状と比べて足りていない分だけ補充します。

織田信長

例えば、槍隊があと○○、鉄砲隊があと○○必要と言った具合です。
予算が足りなければ新たな歳入政策が必要かもしれません。

こういうFXでの戦略的思考、トレードを上から見た大局観は非常に重要だと思います。

「戦じゃい!」と息巻いて、足軽の一人一人に防具や刀の使い方を何時間もかけて教えようとはしないでしょう。
時間がいくらあっても足りませんし、そもそもその足軽一人の戦力が多少上がっても大局に影響しません

FXも同じで、大局観が非常に大事です。
何と何を準備して、どこで何をする事によって勝つつもりなのか、とい言う一見大雑把に思えるこの思考こそが根底にある大前提であり、ここが間違っていれば負けます。
それが戦略部分です。

そして間違っているか正しいかはやってみなければ解らかない事が多い(検証で確かめます)ので、この時点で確実な答えを出す必要はありませんが、大局(戦略)を意識している事そのものこそが重要な要素であり、1つの正しい行動と言えます。

つまり、
例え間違っていても、戦略を持つべきと言えます。

しかし、いざ実戦になるといきなり戦法レベルにまで身を落としてしまうのです。
当初立てていた戦略を忘れるか軽視して、目の前の敵に全力になってしまいます。

これは、個人投資家というものが、自分で武将も軍師も足軽も全てやらなければいけない事が原因です。
実際に足軽でもあるのですから、目の前の敵に全力になる事は仕方がない事ではあります。

重要なのはその足軽のタイマン勝負に一喜一憂しないという事です。
戦法としての反省や改善も必要ですが、その前にやるべき事は戦略の確認です。

 

×足軽が負けた→槍の持ち方が悪かったか?

○足軽が負けた→戦略は合っていたか?(そもそもこの足軽自体必要だったか)

 

と先に考えるべきであり、槍の持ち方が悪かったか?と考えるのはずっと後です。
そして足軽一人が負けたくらいでビビらない事です。

足軽全体では8勝2敗で優勢かも知れません。
そもそも全勝はあり得ませんし、冷たいようですが犠牲も計算の内の筈です。
自軍は圧倒的有利な状態のままなのに大将がビビって誤った采配をしてはいけません。

FXは戦です 戦略なくして勝利はありません。
ネット上に転がる手法は戦法です。

正しい戦略があって初めて戦術、戦法の効果が上がります

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。  

戦略・戦術・戦法の違い

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1 thought on “FXで勝つ戦略思考

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