【FX】メンタルとソロスの再帰性2

引き続き、FXにとって最も重要と考えるメンタルトレーニングを進めていきます。

感情のコントロールが身につくと、自己規律強化やポジポジ病の改善に役に立ちます。

前回(FX・メンタルの重要性)までのお話

再帰性2

①あなたはあなた自身で未来を変えている。

②変更された未来を現実として受け止めるも、

その現実からもまた誤った情報を読み取る(影響を受ける)

③影響を受けた事により、現実と異なる事実を未来に反映させる。

①に戻る

 

感情を揺さぶる喧嘩を題材にイメージトレーニングを進めています。

上の図は次の様に置き換える事ができます。

 

再帰ループ

それでは、本質に入っていきます。

今、あなたのイメージの目の前には

相手(喧嘩の対象者)が見えている筈です。

 

今度は、あなたの視界に、相手と自分、両方を入れて下さい。

今までの話は、想像上の話ですよね。

 

想像であれば、あなたの目の前に、

あなた自身を等身大で登場させる事が出来ます。

 

客観性2

今、あなたの目の前に、喧嘩中の貴方と相手がいます。

それを見ているあなたは、想像の中にいます。

現実世界に貴方は二人存在できませんから、
実際には喧嘩している貴方が架空で、
想像している貴方が本物です。

 

『本物の貴方』は、

『架空の貴方』が『新たな現実』を作っている事を見る事が出来ます。

『架空の貴方』が自分自身で現実を作り出すループ

を見る事が出来ます。

再帰性ループと客観性

 

これが客観性です。

 

『喧嘩している貴方と相手』を、

『本物の貴方』は冷静に判断する事が出来ます。

 

彼ら(喧嘩中の二人)は
逃れられないループの中にいるのであり、
それが真実の世界にいます。

 

彼らにこの事を伝えるのは容易でありません。

というか、不可能です。

 

でも、あなたは理解出来ている筈です。

 

という事は、想像の中では理解できるが、

現実世界では理解できないのでしょうか?

 

人は、イメージの中では冷静になれるが、

実際の目の前の事には冷静になれないのでしょうか?

 

考えてみると、貴方と相手の「喧嘩」も、

お互いの想像で成り立っています。

 

「バーカ」と言われ、
『バカだと思われている』と思うのは想像であり、
事実と異なります。

 

『「バーカ」と言われた』のは事実ですが、

『バカだと思われている』のは事実ではありません。

 

つまり
『誤って解釈された事実』を元に

『真実を想像』して作られたのが
『新たな現実』です。

 

現実→想像→現実・・・のループは突破できないでしょうか?

答えはイエスでありノーなのですが、、、

 

次回はその突破方法を説明します。
【FX】メンタルとソロスの再帰性3

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