第六章・マルチ通貨トレード

 

それでは、その他の状況を説明していきます。

 

この日は別のトレードも行っています。

 

それが下のチャートです。

同日のAUD/USD(1H)になります。

audusd1

前回と良く似たチャートですね。

どちらも豪ドルなので当たり前といえば当たり前ですが。

 

売買ポイントもAUD/JPYの時と同じように見えますが、時間には数時間のズレがあります。

ただし、ポジション保有期間はAUD/JPYとカブっています。

 

ちょっと見辛いので拡大します。

audusd2

そう、このトレードは二連撃です。

連撃といっても1H足なので、3時間後の増し玉になります。

 

状況を把握出来ていれば増し玉を恐れる事はありません。

有効に活用します。

 

この後は、複数ポジション複数通貨ペアを同時進行で監視する事になります。

 

これを、精度を落とさずに実行できるのはインジを使うからです。

また、監視するといってもDVD鑑賞しながらでも精度を保てます。

 

むしろ目視より精度は上がります。

 

 

条件が整えば増し玉を躊躇する事はありません。

ただし、損益は倍増しますので、シングルポジションとは別の注意が必要です。

 

注意といっても、損益分岐点を把握するだけです。

あとは、複数通貨を安全に監視できる環境があれば、チャンスを倍増させられます。

 

さらに実は、USD/JPYも売買しています。

あとでまとめて説明しますが、こちらも時間帯はズレています。チャートは1H足です。

usdjpy

 

ここまでの3通貨全てで、ロングエントリーして利食いになっています。

 

なんとなく、日・米・豪、の三通貨で、全部が上がるのは矛盾しているように感じるかもしれませんが、

この時のUSD/JPY、AUD/JPY、AUD/USDの通貨の強弱を著わすと、

 

USD>JPY

AUD>JPY

AUD>USD

 

となり、まとめると

AUD>USD>JPY

になります。

 

私はAUDとUSDを買っているので矛盾しませんね。

 

この事は 主要三通貨USD/JPY、EUR/USD、EUR/JPY にも言えます。

 

通貨の強さが、

EUR>USD>JPY

の場合、全てが上昇する事になります。その逆もあります。

 

複数通貨を監視する場合、相関係数やアービトラージ(裁定取引)的な事を考慮しなくてはいけないと思いがちですが、

こういった事を考えなくてもチャートを見れていれば問題ないです。

目の前のチャートを信じるのが、確実だし、シンプルです。

 

 

さ・ら・に、この日はもういっちょポジション取ってます。

完全に調子に乗ってますね。

 

「勝てる時に勝てるだけ勝つ」

これをトレード回数に持ち込むのは危険な発想なんですが、私は条件を満たせばOKにしています。

ここはメンタルとも勝負です。

 

上が1H足、下が15M足です。

eurusd1 eurusd2

結果はこのように2連撃・撃沈です。

このポイントでのエントリーは逆張りであり、難易度が高いので初心者にはオススメしません。

 

赤矢印の動きを予想してたのですが、目算謝り敗退です。

その後は上昇してますが、ここは潔く負けを認めるしかないですね。

どちらにしてもタイムリミットです。

 

EUR/USDの1つ目は-3.9pips、2つ目が-10.9pipsで損切りです。

AUD/JPYだけで+113pipsなので問題ありません。

 

 

今回のトレードを、時系列でまとめました。

横軸でなく縦軸も意識して臨場感を感じて貰えればと思います。

通貨ペア エントリー エグジット
AUD/JPY 10:00 翌01:00
USD/JPY 14:00 16:30
AUD/USD 16:00 翌01:00
AUD/USD 19:00 翌01:00
EUR/USD 21:30 21:30
EUR/USD 21:30 翌00:30

 

一番初めに取ったポジションを一番最後に決済しています。

この日は朝からトレード出来たので、多めのトレード回数です。

 

※この日は終日トレードしてますが、普段は夕方以降、夜だけの場合が多いです。

 

 

初回のAUD/JPYの存在は大です。

このポジションがフェイバーで伸び続ける限り、その後のトレードをノーリスクで行うに等しいからです。

 

ほぼ終日ポジションを持っている状態ですが、ずっとPCに貼りついている訳ではありません。

買い物に行ったりテレビを見ながらもできます。

(エントリー・エグジットの瞬間は集中します)

 

見て頂ければ解りますが、ひとつの通貨ペアにつき一度のチャンスです。

バンバン売買しているように見えますが、チャンスは多くありません。

 

同時に監視する事が困難な複数通貨運用のデメリットを解消できれば、

メリットだけが残される訳です。

 

複数通貨といっても、結局ひとつずつポジションを取っていくので、難しい事はありません。

複数のファンネルを同時動かすようなニュータイプである必要はありません。

 

ただ、闇雲にあれもこれも手を出すのは止めましょう。

勝算あっての拡散通貨です。

 

通貨ペアの同時監視だけでなく、家事や仕事、趣味と同時並行しますが、マルチタスカーである必要もありません。

 

インジを使って分業しているに等しいので、自分はひとつの事をやるだけです。

どうです?簡単そうでしょう?

 

辿りつくまでは大変ですが、解ってしまえばイージーです。

ですが、初心者がいきなりFXをイージーとは思わないようにして下さい。

 

舐めて大怪我するのは自分です。

舐めて大怪我したのが私です。
(舐めてたつもりはないんですが。汗)

 

 

注:「マルチカレンシー」という言葉がありますが、こちらはポートフォリオ分散投資運用という意味で使われます。

リスクを分散させ、ひとつの外貨に傾倒しない事で安全性を高める考え方です。

 

これに対し、ここで解説した複数通貨運用は、安全性を高める目的では使用していません。

安全は確保した上で、利益の拡大を狙う、

及びトレードチャンスを増やす事で、機会損失を減らして利益を増大させる目的で使います。

 

ま、マルチカレンシーを直訳すれば「複数通貨」なので、違うって言い張る必要もないんですが、一応、混同されないように。。

 

複数通貨を運用するコツは

 

期待値1以上の手法

同時に無理なく監視できる環境

相関・反相関を正しく理解する

です。

 

トレード回数は複数通貨が補ってくれるので、通貨当りのトレードチャンスが少ない手法と相性が良いです。

 

 

次回は2日目・3日目のトレードを利用してポジションサイジングを説明していきます。

次回「収益を飛躍させる秘薬

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 




 

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