負けない事が優秀なトレーダーの証でなく負け期の対処法が上手いのが勝者のスキルのひとつです。

連敗期は全トレーダーに訪れます。

 

「負けない事」を考えるのでなく、「負ける時どうするか」が大事です。

 

全勝が不可能なように、連敗もまた不可避なので過度に恐れる必要はありません。

確率に変動がなくても勝敗の分布はランダムに近くなるからです。

 

しかし連敗に対して無策で勝てると思うならトレーダーという仕事を甘く見過ぎでしょう。

 

ここでは初心者向けに、負けが続く時の対処法を紹介します。

 

単純な施策ですが、負けが込む時は冷静でないのでできていない事が多いものです。

そういう事はあらかじめ明文化しておくか、このページを参考してしてください。

 

 

1・通貨ペアを絞る

外国紙幣

通貨ペアをひとつに絞れば、選択はシンプルに、状況は詳しく判断できます。

私の場合はGBP/USDが多いですが、その時と場合によります。(日頃は複数通貨ペア監視)

 

プロのディーラーでも担当通貨ペアは一種だったりします。
ドル円担当、ユーロドル専門家、といった具合です。

伝説の為替ディーラー・チャーリー中山こと中山茂さんもドル円一筋で勝率8割と言われています。

 

複数通貨ペアならではの戦術や利点もありますが、連敗時はなるべくシンプルな環境に身を置くことが良いです。

 

相関・逆相関を見ている場合も思い切って単一に削るか、関連通貨のみにします。

他の通貨ペアで良いタイミングが来ても無視です。

 

プロでも一人一通貨ですから、広げ過ぎている通貨ペアがあるなら省略してみましょう。

同一通貨ペアでタイムフレーム別に分けている場合も、単一のタイムフレームのみにする・投資対象を一つにするという事です。

基本的に選択肢が多くなるほど難しくなるのは当然です。

 

 

2・時間帯を絞る

スマホとスマートウォッチ

特定の時間には特定の動きがみられます。

タイムフレームという意味でなく、トレードを行う時間帯です。

 

同じ時間だけに絞る事で動きを読みやすくなります。

つまり勝ちやすくなります。お勧め欧州時間開始のタイミングか、その後のトレンド相場です。

 

トレードチャンスは減少しますが、チャンスとリスクは番(ツガイ)です。

負けている時はリスクを減少させます。

そもそも”勝てる状態”でなければトレード時間を増やす意味は半減します。

 

また、時間制約集中力を高め脳を活性化する効果もあります。

ダラダラやるより、一点にかける方がストレスもかかりません。

 

負けている時に適した施策です。

空いた時間は、有効に使いましょう。

 

3・相場から離れる

踏切で待つ女性

連敗の原因にもよりますが、

・ミスに起因する連敗の場合

ペナルティーボックスの意味合いでトレード禁止期間を設けます。

この間、相場の監視自体は続けます。

これは罰則自制の意味で実施します。

 

・しっくりこない・不運が続く、などの連敗

相場を離れトレードを休止します。

この間、相場の監視は行わずチャートも見ません。

 

リフレッシュする事が目的ですが、相場観を失わない為、最長でも連続5日程度が良いでしょう。

それ以上になる場合は、復帰時にリハビリ的な調整トレードを行うと良いです。

 

FXトレーダーの三空さんは、大負けした後しばらく失踪した事がありますねw

 

 

・通常ドローダウンによる連敗の場合

許容想定内ならルール・手法に従うのみ。特別な変化や休止は行いません。

 

 

4・資金管理強化

黄金と手錠

ロットを減らす

負けてロットを増やし、一発で取り戻す手法は確かにあるし、有効です。

しかし、思いつき・付け焼き刃・にわか仕込み、は無策と同じです。

 

予め計画され、準備された作戦なら良いですが、そうでないならナンピン・マーティンゲール系の行為は避けましょう。

私の場合、ロット調整も資金管理も手法に組み込んで一体化しているので、突然の対策として行う事はありません。

 

資金を追加しない

これも私はルール化しているので特別な対処を考えずとも実行しています。

初心者時代は、負けると熱くなって入金を繰返したものですが、その教訓はルールとなって活かされています。

 

負ける時は最小に、勝つ時は盛大に、冷静に考えればシンプルな答えです。
(※先述した、逆の方法論もあります。あくまで私の採用している手段です)

 

散財防止には財布の紐を締めるのが吉です。

 

トレード毎の損切り同様、月単位でも損益比の意識を持ち、月間最大損失を決めて守りましょう。

損失は限定的、利益は青天井が理想的です。

 

当り前の事を言いますが、損失額より利益額が多ければ勝ちます。利益額より損失額を小さく抑える事ができれば勝ち逃げできます。

月単位の負けも恐れる事はありません。勿論勝つに越した事はありませんが。

 

 

番外・テクニカル指標を減らす/無くす

水平線

私は連敗時に限らず日常的にやっていますが、

学習段階の初心者や、手法構築中のトレーダーに特に有益です。

 

ピボット・フィボナッチ・オシレーター系・BB・MA、数種を組み合わせて売買に利用する事は多いですが、どれかひとつに絞ってしまうのも良い手です。

初心者が判断材料を増やせば、判断に悩むのは当り前です。

 

お勧めは水平線です。

水平線だけに絞ってシンプルな判断で相場の本質に向き合います。

 

その他のものは全部亜種です。

水平線の中でもさらに、前日高値安値だけ、など、自分が最も信頼できるものに絞るのも良いでしょう。

前日の指標を用いる判断は、相場離れるのを防ぐ効果もあるので、ブランクを作らない為にもお勧めです。

 

大抵は、着眼点が多いほど迷いを生み、迷いが多ければ負け易くなります。

そもそも、それらを使って負けるのであれば、惑わすだけで不要なものかもしれません。

 

私は日常的に素チャートを活用するので一括非表示ボタンを付けているんですね。

 

まとめ

共通点は「絞る」事です。

シンプル・原則、に立ち返る事で雑念を押さえて特定部分に集中します。

 

また、スランプ期は、戻るべき自分の基本形を持っておきましょう。

最も得意とするパターンに絞る事で、無難に勝ち癖を取り戻します。

 

ジェシー・リバモアも連敗する時はするし、勝つ時は猫も杓子も連勝します。

勝敗を分かつのは連勝するか連敗しないかでなく、その時どうするか・できるかの対策です。

それは事前に準備されてなくてはいけません。

 

これに技術はほとんど必要ありません。

個別の施策は各々異なるかもしれませんが、ここに挙げた例も参考にしてみてください。

 

以上、参考になればと思います。

 




 

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