ストップラインを守れない人へ

止まらないと、撃たれるぞ

スピード感のある道路

上級者でも身の丈を越えたポジション取りをすると損切りできなくなります。

医者だろうと社長だろうとできなくなりますので、初心者が損切りできないのは珍しい事ではありません。

 

しかし自分で決めたストップラインを守れない場合、そのトレーダーに待ち受けるのは悲惨な未来しかありません。

初心者でも社長でも破産しますから、できる限り早い時期に克服する必要があります。

 

損切りできない一番の原因は「恐怖」です。

恐怖は金額に左右されます。
(だからデモトレードでは克服できません)

 

適切なポジションサイズ

optimal-F(オプティマル・エフ)といったポジション最適化の計算式もありますが、

ノーベル賞受賞の”ブラック・ショールズの式”を用いたドリームチーム(LTCM)でさえ数年で破綻する世界です。

 

資金の何%が良いなどは、個人の資産、感覚、トレード手法によって異なる為一概に決める付ける事はできません。

海外では資金の3%以上のリスクをとるのはただの”猿”であるとさえ言われ、1%以内が健全と謳う書籍も少なくありません。

 

しかし1万円からでもトレードできる今の時代の個人投機家は、50%リスクを負ったところで、いつでも再起できます。

10%以上投資していたレジェンドクラスの投資家も大勢いますので、恐怖や過度の苦痛を感じない金額であれば割合に固執する必要はないでしょう。

 

1億円持っていて、一度に5000万円のトレードをするのはクレイジーですが、

1万円の投資金を、さらに5000円に分けて投資するのはむしろ慎重派です。

 

子供に教える、易しい約束(決まりごと)

相場に来たばかりの初心者は、危険を知らない子供と同じです。

 

道路は自動車が危ないから、白線の内側を歩くように教えられた事があると思います。

自動車は便利な乗り物ですが、一瞬で命を奪う危険な鉄の塊でもあります。

 

しかし、白線一本隔てるだけで、そんな鉄の塊がビュンビュン通る場所で、何もしらない子供に安全を提供してくれます。
(勿論100%ではないが)

 

ストップラインはこれと同じで、

強烈に危険な戦場で、線一本という実に単純明快な方法で世間知らずのトレーダーの命を守ってくれる優れたシステムです。

 

もし、道路の白線やセンターラインが、どんどん移動したらどうでしょうか。

とてもじゃないですが、安全は確保できません。

 

ストップライン(損切り)は死守すべき最後のセーフティーラインです。

安全な方向へのトレールは良いですが、間違っても後退させたり無視してはいけません。

 

あなたの子供にもそう教えるべきだから、あなたも当然そうすべきなのです。

 

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