前編の続き
トレードバリスタ、俺。
トレードは、
いつも同じ事をするんですが、同じトレードはひとつもありませんよね。
相場環境も自己環境も、毎回違いますから。
私は最近、コーヒーを豆から挽いてハンドドリップしているのですが、
ドリッパー(抽出器)を替えるだけでも味が変化します。
豆、焙煎度、鮮度、挽き目、湯温、ドリップ方法、ドリップ技術、、、
その他の条件もいつも同じではありませんから、ほぼ毎回違う味になります。
少し慣れると、同じ豆を同じ量使っても、湯の淹れ方で味をコントロールできるようになります。
朝はスッキリ、落ち着きたい夕方はまろやか、的な感じですね。
とは言うものの、
コーヒーの味は、7~8割方、豆の良し悪しで決まると言われています。
(議論はありますが。)
良い豆を使えば、よほどムチャしない限り、美味しいコーヒーが必然的に抽出されます。
豆以外の部分での涙ぐましい努力は、豆の個性を最大限に引き出し自分の個性にカスタマイズする行為と言えます。
コーヒーに凝るほど、こうして器具や技術等に傾倒し、いろいろな抽出方法で、自分好みのコーヒーを探求し続ける訳です。
ところが。。
コーヒーを飲むための技術や器具は、勿論『必須』ですが、
コーヒーの『本質』は「豆」なわけですから、
(コーヒー豆から抽出したものがコーヒーなので、当り前ですが。)
豆を軽視して器具を重視するなら、コーヒー好きでなく、器具好き(?)と言われても仕方ないです。
(私が今、この状態です。笑)
(淹れてるだけでオシャレ感出ますよね?)
トレードでは、
多くの人が、サインツールや表面的な手法の改変で成果を上げようとします。
これはコーヒーで言えば、ドリップ技術やコーヒー器具など豆(本質)以外の改善といえます。
仮に、豆以外の要素で最高点の成果を出せたとしても味全体に与える影響は、MAXで30%しかありません。
新ドリップ方式やスキルアップはやりがいがあるし、嗜好品ですから凝って良いと思いますが、
もし目的が「早く大きく改善し、美味しいコーヒーを飲む事」なら、
「良い豆、買えばいーじゃん」
となる訳です。
それこそが最短距離で、最大効果のある、最小単位の方法です。
勿論、道具が無ければ作れませんので、道具は、あった方が良いというレベルでなく『必須』で、重要なものです。
逆に言えば、道具さえあれば誰でもコーヒー抽出作業はできます。
ただこの場合、本質を満たせていない可能性があるという事です。
(豆(味)が重要視されていない)
問:抽出作業がしたい訳でなく、美味しいコーヒーが飲みたいのですよね。
(Mt.more「はい。そうです。」)
トレードも、道具(PC・手法等々)が揃えば、誰でもできます。
が、本質を満たしていないと、ただ注文作業をしているだけに過ぎません。
問:トレードをしたいのでなく、トレードで利益を得たいのですよね。
( 「 」)
勿論、環境や道具がなければトレードもできませんからそれらは必要です。
本質を満たすツールを選べば一石二鳥です。
ですが、本質への注力が少ないなら、道具の効果さえも半減するでしょう。
豆がなければ飲めません。
以上、コーヒーとトレードの共通点でした。
(話変わってない?)
追伸:
あぁ、今オレはオシャレだな。と毎日思っています(笑
コーヒー豆をグラインド(粉砕)しているだけで生活がオシャレっぽくなりますよね。
コーヒーの本質は豆ですが、私にとって「コーヒーを飲む事の本質」は”自己満足”なのかも知れません。。
朝日を浴びながらゆったりと飲めば、さらにオシャレ増量です。
(※オデコが反射する光を気にしなければ)
テンション上がるので、カタチから入るのも悪くないと思うオッサンでした。
はぁ。
明日も俺、
オシャレなんだろうなあ。
補足
土夕方~月夕方にかけて大体ファスティング(断食)しており、この時カフェイン抜きもします(デカフェ)
すると月曜朝のコーヒーが非常に効くので、毎回下痢気味なります(学べよ;)
この時ばかりは、オシャレダウンです。
日曜の夜は、
明日も俺、
下痢なんだろうな。
と思っています。
このサイト、いつも楽しく拝見させて頂いております。
本当に、モアさんの言葉選びのセンスやリズムが最高で、すごいなぁ。
と思います。
どうやったら、そうなれるんですか!?
いやいや、高望みしすぎ。ですよね。
なれるなんて!
Sync3をはじめ、Proシリーズを使わせて貰っております。
色々と助かっています。有難うございます。