FXに向いている行動、向いていない行動
以前、FXに向いている人、向かない人
職場にいてもFX力を上げる考え方を説明しました。
AさんBさん、及び理想形のCさんに再びご登場頂きましょう。
A 言わない方がいいと思っている事でも、すぐ言ってしまう人
B 言いたい事があるのに、いつも言えない人
C 言うべきを言い、言わざるを言わない人
Cさんの表現は対比しやすいように少し変えています。
AとBを真逆の性格だと見てしまいがちですが、私は同じカテゴリと考えていると説明しました。
意識しないと見落としやすいのが、
「言えなかった」人と「言わなかった」人の違い。
この二人は、結果として取る行動が同じになります。
「言わなかった」という結果が残り、これは客観的に観測できる事実です。
しかし、行動を取るに至った経緯は、逆の性質を持っています。
感情に流されたか、自分の意志で決定したかです。
行動は同じでも本質が違います
一見、行動が同じなので、同じカテゴリに入れてしまいがちですが、明確に分けておかなければいけません。
表面的な行動を見るのでなく、行動に至った本質で判断する事が必要です。
もうひとつ、
「言えない」人と「言ってしまう」人の違い。
結果としての行動は逆ですが、本質が同じです。
つまり、今度は
本質は同じでも行動が違います
行動や結果が違うからといって、意志決定も違うとは限りません。
FXに向いている人の、FXに向いている行動
本質を見る事が大事と言う事です。
【あ】【い】のカテゴリでなく、【A・B】【C】のカテゴリが重要です。
向いているか、向いていないかで言えば、Cが向いていると言いましたが、
自分がCでなくとも、C・AB群を見分けられる事が、向いている要素と言えます。
意識しないと気づけません。
多くの人は「言わないC」と「言えない自分」を同じと思って、改善できません。
同じ様に「エントリーする人」と「エントリーしてしまう自分」の区別がつかないのです。
行動も結果も一緒なので何が違うか解らないのです。
100%自分の意志でトレードしていますか?
何を当たり前の事を・・・と思うなかれです。
結局、自己規律です。
FXに話を戻すと・・・
自分の行動の結果と自分は違うという単純な事実を認識すれば、決して負けることはないし、負けたと感じることもないだろう。(オリバー・ベレス著 デイトレード抜粋)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。