敗戦の同志へ(失敗の克服)

トレードで大失敗した事はありますか?

私は、あります。
(STAP細胞風に)

そんなとき、どうすれば良いか。どう向き合えば良いでしょうか。

スティーブ・ジョブズさんに聞いてみました。

答えはこうです。

成功は、失敗しないようにすることではない。失敗とはほとんどの場合、成功が何であるかを会得していくプロセスである

成功と失敗の一番の違いは、途中で諦めるかどうかである

 

成功は、失敗しないようにすることではない。いい言葉です。

 

敗戦と失敗

トレードにおいて失敗と敗戦は異なります。全勝不可能なトレードの世界では、不定期に発生する敗戦は必然であり許されていますです。トレーダーは予め敗戦がある事を理解しており、許容しています。

一方、失敗とは許容外の損失または予定外の行動を取ってしまった事を指します。コントロールできるはずのものをコントロールできなかっと事と言ってもいいです。

自分が思っている敗戦は、実際は敗戦失敗かどちらでしょうか。敗戦なら落ち込む必要はありません。失敗なら、その失敗を成功の過程に変えましょう。

バフェットの名言

リスクは自分が何をしているかわからないことから生まれる

の、裏を返せばどうでしょう。自分が何をしているか解っている事が大事です。彼を知り己を知らば、百戦殆うからずってやつです。

 

改善するには

敗戦と失敗の同志へ、その改善方法をシェアします。

失敗を改善するにはまず失敗を把握する事が肝心です。失敗には種類があり、ベストセラー「恐れのない組織」(著・エイミー・C・エドモンドソン)によると3種類に分類できます。

失敗の3種類

  1. 回避可能な失敗
  2. 複雑な失敗
  3. 賢い失敗

あくまで私のトレーダー的解釈を加えると次のようになります

  1. 作業ミス、ケアレスミス、計算ミス、偶発ミス等、
  2. 間接的なミス、専門知識を要するミス、原因特定困難なミス等
  3. 不確定要素によるミス、成長過程に発生するミス、長期的に吸収可能なミス等

まず自分の犯した失敗が、必然の敗戦人為ミスか把握し、次に上の3つのどれに当てはまるか探します。

改善方法

  • 1のケース
    比較的簡単です。マニュアルを見直すかマニュアルがないならマニュアル化(定型化)します。すでにマニュアルがあってミスしている場合は、マニュアルのシステム化習慣化(ルーティーン化)をすすめます。どうしてもシステム化できない手法でかつその手法しか使えないなら厄介です。単純化できないものは2の複雑系に分類されるからです
  • 2のケース
    比較的困難です。トレードにおいては複雑になっている事自体がすでに良い事でありません。複雑なマニュアルを使用している場合は根本的にマニュアルから取っ替える必要性さえあります。トレードのたびに専門書や複雑な判断が必要なものは不向きです。失敗がこの項目だった場合、一から構築し直す覚悟も持ちましょう
  • 3のケース
    冒頭で挙げた、成長を会得していくプロセスなので過度に心配する必要はありません。しいていうなら、もしこの状態で落ち込んでいるなら「この状態は落ち込まなくていい事だ」というのを理解する事、でしょうか。

 

以上、最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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