実録FXトレード解説④ チャート分析とシナリオ

前回からの続きです。

「やっぱ来てる」と言ったものの、今はまだエントリー出来ません。
状態が良いというだけで、これからシグナル待ちです。

ロックオンしている状態でしょうか。

 

今、私の心の中は、

 

━━━この後、もみ合いながら上昇し、MAで反発する━━━

 

と睨んでいます。

と言うか、私都合のこのパターンになるまで耐えます。
(相場都合に合わせなくて良いのか!と思うかもしれませんがまたどこかで説明します)

 

GBPUSD1h3 

このチャートがなぜ「来てる」と言えるのか、私の考えを説明しておきます。

自分の相場判断と比べながら参考にして下さい。

 

まず、下の説明用のチャートをご覧ください。

GBPUSD1h4

①価格が長期・短期MAに挟まれている
この状態は上下に抵抗帯がある為レンジになりやすい

② ①のMAの乖離が狭まっている(MAのスクイーズ)
つまり①のレンジも狭まっている状態であり、価格がどちらかに抜けざるを得ない状況が、時間と共に迫られている。

③1時間足の直近の動きは上昇トレンドが崩された状態(ダウ理論によるトレンドの終焉)

④1時間足で直前にWトップを形成した後(上値は試され、否定された)(前回参照)

 

1時間足で上昇圧力が残る中、日足による強風の影響と1時間足のトレンド終了の影響が重っている為、この後は、未練たらしく(力弱く)上昇した後、主流となる予定のショート方向へ価格が動くと予想。

 

その転換点はどこか?いつか?

 

一時的に上昇した場合、始めに訪れる抵抗要素MA、次が前回高値である。

つまり、最も始めに訪れる最も強い抵抗帯は価格上側に位置する短期MAである。

なので、そこで反発しやすい。

 

と言う事です。

 

解りますでしょうか?
今回、1つずつあまり丁寧に説明しません。
解らないと言う方は何度か読んでみて下さい。

 

続けます。

ここまでなら良くある状態でそこまでオイシクありません。

 

MAでの反発を身構えつつ、それが仮に実現した場合の事を考えます。

  • 【あ】もし前述のMAで反発したなら、
    A.強い抵抗帯での反発
    B.日足の強いシグナルと同方向
    C.1時間足のトレンド転換の→裏付け・継続

 

となるので、比較的強い順行(ベア)が予測されます。

 

  • 【い】順行したからといって、どこまで伸びるかは不明
    どこまで伸びる可能性があるかを考えます。
    通常、下側にも抵抗帯(支持帯)があります。
    直近の支持帯は、抵抗帯同様、直近安値か長期MAですが、どちらも同じ付近に存在します。
    通常であれば、この二重の支持帯が価格を強く支える為、抜く事が出来ません(だから上昇トレンドが続くのですが)
    しかしにより強い反発が見込め、更ににより価格が抜けやすい状態になっている。
    更に更に言うと、2つの支持帯がほぼ同じ価格帯にある為、一度のアクションでブレイクアウトする事が可能!

 

つまり、

短期MAで反発する公算大

反発したら大きく動く可能性大

大きく動いたら、強い支持帯を抜られる

抜けたらそれより下の支持帯が少ない

これらを一言で表現すると!

 

めちゃいいじゃん

になります。

 

ディテールの説明はかなりハショってます。

まずは大きな感覚を掴んで貰えればと思います。

ここまでがシナリオです。

 

省略して書いていますが、文章にすると長くなります。

実際に「めちゃいいじゃん」と感じるのは、初回の環境認識からこの1時間足チャートを開いて1~3秒後です。

慣れれば誰でも可能です。

 

さて、ここから本気でいきましょう

疲れた方は、一度お茶でもして下さいね。

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