手法を修正する時

FXあるあるとでもいいましょうか、下の実トレードをご覧ください。

損切りで終わったトレードです。

GBPUSD610

 

僅か2pips差で損切りに掛り、その後、シナリオ通り順行しました。
(緑のラインがエントリー値)

SLに掛らなければ、端から端までを一瞬で抜く会心のトレードの筈でした。

なかなか悔しい場面です。

 

ところで、この時、私の立てたシナリオは合っていたのでしょうか?

間違っていたのでしょうか?

どちらだと言えるのでしょうか?

 

損切りをあと3Pips外側に置くだけで、70Pips獲得する事が出来た訳ですが、

この負けトレードの教訓を次回にどのように活かすべきでしょうか?

 

結論から言うと、

何も変更しないし、シナリオ立てが合っていたどうかも関係ない。

です。

 

人によって対処法は異なると思いますが、

今回のような状況になった時、誰でも悔しいという感情を感じると思います。

 

注意しなければいけないのは、

次のトレードにその感情が影響しないかという一点のみです。

つまり、

手法を修正しようとしていないか、とも言えます。

 

採用しているルール(ロジック)を一回のトレードの結果で変更する事はありません。

ルール通りにして損切りになった以上、ただそれだけの事です。

 

明日全く同じ形のチャートが出ても、昨日と同じポイントにSLを置くだけです。

何が悪かったという訳ではありません。

自分のロジックに相場が適合しなかっただけです。

 

むしろ、反省しても、改善してもいけません。

ここで、次回のSLを2pips変更する人は、その後5Pips変更するでしょう。

 

いつしかルールの強制力が弱くなり、正しい勝率さえ把握できなくり、型が崩れ、何が原因かも解らなくなります。

改善を重ねる程、原因が解らなくなるのです。

 

但し、売買の目線が異なっていたとか、重要なサポレジを見逃していたとか、あきらかな判断ミスがある場合は別ですよ。

 

相場以外の原因?

余談ですが、スプレッドが狭い業者は注意が必要です。

業者の利益の根源はスプレッド(と手数料)です。

 

ここが薄いと、多売せざるを得ず、売買回数ロット数、強いては顧客数の増加をするしかありません。

特に国内業者に見られる相対取引の場合、提示される価格は業者毎に違います。

当然、業者は顧客の全ポジションとSL・TP値を把握・管理しています。

 

全てを管理した上で、価格を決定でき、

その価格変動はランダムに近いとなれば、・・・あなたが業者ならどのように利益を上げるでしょうか。

他の業者とチャートが違って普通な訳ですからね。

 

業者も商売ですから、どこかで利益を得る必要があります。

今回のケースとは全く別の話ですが、

ほんの一瞬だけ、大きく動いた後何事もなく元にもどる事があります。

一瞬とはまさに一瞬、1分以内、数秒です。

 

価格がワンタッチして刈られるのも様々な理由があります。

 

海外FXの場合は、こう言った懸念が少ない(理由はまたどこかで)です。

私が海外ブローカーを使うきっかけの一つでもあります。

 

余計な事を考えずに、ロジックの精度に専念する事が出来ます。

あまり神経質に考え過ぎてもいけませんが、信頼出来る業者を選ぶ事はロジックの信頼性さえ高める場合があるといえます。

 

以上、余談になりましたが、ロジックを変更する時は、変更する原因が何であるか良く考えてからにしましょう。

変更する理由がなければ修正してはいけません。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

記事が良かった/役に立ったと思った時に
以下のクリックで応援して頂けると嬉しいです。
いつもして頂いている方本当に有難う御座います。

にほんブログ村 為替ブログ FX初心者向けアドバイスへ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です