チャンスの頻度はどれくらいか?
毎日、相場にはどのぐらいのチャンスが発生していると思いますか?
チャンスは多いに越した事はありませんが、チャンスは稀有だからこそチャンスと呼ばれます。
「あぁー、今日は100回チャンスが来たぜ」 て事はないですね。
それホントにチャンスか!?ってカンジです。
実は私は初心者時代、一晩に50回くらいトレードした事があります。
数えてないので解りませんが、たぶん30~60回くらいはしたと思います。
もっと多かったかもしれません。
この時は徹夜でトレードして一晩で資金が4~5倍になりました。
本当に無駄な経験をしたものです。
一瞥して解る、素人の特徴
素人はトレード回数が多いです。
初心者ほどトレード回数が多くなる傾向にありますが、
この時点で、矛盾する行動に気づかなくてはいけません。
勝者と呼ばれるプロより多くトレードして勝ち超すのはほぼ不可能です。
「ほぼ」といったのは、短期的には運で勝つ可能性があるからです。
始めた頃はやる気も興味も強いので、どうしてもトレードしたくなります。
どのような手法でも1時間に1回チャンスが訪れると言う事は無いです。
(スキャルでも同じです)
一日24回もチャンスがあったら、気が向いた時に椅子に座れば勝てそうです。
そんなチャンス祭りが催されているなら私もノミネートしたいです。
ところがこれに近いトレードを素人はしてしまいます。
兼業なら、睡眠6時間、仕事8時間、風呂や食事などの生活時間を除けば、トレード時間は4~5数時間でしょう。
トレード出来ない日もあります。
もし4~5時間の空き時間に4~5回トレードしているなら、毎時チャンスを得ている事になります。
たしかにそういう日もありますが稀なケースです。
チャンスの多い時間帯は存在する
10時間監視してチャンスゼロ。
こんな日は頻繁にあります。
座ってただけかよ…orzてカンジです。
(これもアラートが重宝します)
ただし、チャンスが高い時間帯・チャンスが多く来る時間帯はあります。
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ロンドン・ニューヨークの開始時間などです。
一斉に参加者が増える/変わる時間帯は値動きの起点要因として充分です。
つまりここでは一日最低1~2回集中してチャンスを待つ事ができます。
もちろん、毎回エントリー出来る訳ではありません。
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どのような分野でも、上級者を真似る、型から入る、と言うのは効果があります。
勝者を真似るなら、まずトレード回数からです。
これは誰でも真似できます。
知識なし、金なし、経験なしでも即実行可能です。
「それで勝てたら苦労しねーだろ」
と思ったら、実行すべきです。
苦労せずに勝てるなら、やる価値があります。
四の五の言わずトレード回数を減らす、これは結構秘訣です。
減らす = 絞る = 精査する = 待つ
と繋がります。
トレード回数と破産確率は概ね比例すると言って良いでしょう。
極限までトレード回数を減らす事は、重要です。
一日20回もトレードすれば、12番目のトレードがどんなだったか、覚えてさえいないでしょう。
選らべ、したらば道は開かれん
A.月に500回トレードして10万円負け
B.月に10回トレードして1万円勝ち
当然、Bを選びますよね。
しかし
実際Bを体験して勝利を収めても尚、トレード回数を増やそうとしてしまいます。
10回やって1万勝つなら、頑張って100回やれば10万勝てると思うからです。
そうではなくて、同じ期間で100回もすれば精度が1/10に落ちているので、負けが増えるだけです。
時間給ではありませんから、やっただけ儲かる事はありません。
トレード回数を増やす事 = 努力
だと思ってしまうと、頑張り屋さんほど負けるので、泣くに泣けません。
経験を積みたい気持ちも解りますが、意味の無いトレードを増やしてもやはり無意味です。
○トレードしない事 = 努力
このように使って、努力が報われます。
なんだか、サボってる方が儲かるみたいに思われるかもしれません。
確かに実働時間は少ないので楽に見えますが、チャート分析や監視を怠るわけではありません。
トレード回数は増やそうとするのでなく、減らそうと考えなければいけません。
できるだけトレードしない事を考える事が、勝つ事に繋がります。
ちなみに、Bを続けても全然儲からないじゃないか、という意見に対しては、
それも間違いであると大声で叫んでおきます。
毎月1pipsでも高確率で勝てるなら、資金は雪だるま式に増えます。
「慌てる○○は貰いが少ない」
焦ってトレードを増やさない事です。
ここまで言っても聞かない人には
節操無くガッついてんじゃねーよ!
欲望丸出しで恥ずかしくねーのか!
と強めに言っておきます。
勝つ為にやるべき事は何か。
勝つ為にやらざるべき事は何か。
トレード回数と破産確率は概ね比例する。
ゆめゆめ忘れるなかれです。
行動が、間違っていませんか?
破産を選ぶ人は、いないでしょう。
【念の為】
実録シリーズの「連撃」「増玉」「複数通貨」はこの概念の上にあります。
僅かなチャンスを最大化する・追加リスクゼロで利益を増やす・チャンスを横に広げて機会ロスを減らす。
このような「次の段階」での施策になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。