酒田五法【さかたごほう】
江戸時代の日本に生み出されたチャート分析手法
江戸時代にFX?
もちろんFXでも株式市場でもない。
しかし既に米(アメリカじゃなくて食べる方のコメ)の先物相場のようなものがあり、そこで相場の神こと本間宗久氏が編み出した必殺技。
酒田五法は文字通り下記の5つの基本パターンからなり、どれも有名。
- 三山
- 三川
- 三空
- 三兵
- 三法
因みに、
ローソク足自体もこのコメ相場の中で開発され、そのローソク足に対してチャート分析をかましたのがこの酒田五法。
江戸時代に開発されたローソク足は今や世界で使われる程メジャーなチャートになった。
300年前にしてこの完成度。
いやはや恐ろしい。
日本人のアイデアの深さが感じられる今日この頃。
日本は欧米諸国に比べて資産運用に疎いとかマネーゲームに弱いと言われるが、素晴らしいDNAを持っている事に間違いはない。
コメ相場であっという間に莫大な財を築いた本間宗久は、現代で言うジョージ・ソロスやウォーレン・ヴァフェットのような存在だったのでしょう。