大多数が相場を勉強して負ける理由

Are you study Market ?

いきなりですが、質問です。

勝つ為に、どんな勉強が必要でしょうか。

今までどんな勉強をして、どんな知識やスキルを習得したでしょうか。

勉強せずに勝てる事はありません。

しかし、勉強しても勝てるとは限りません。

ガンガン勉強してバンバン負ける、なぜそんな理不尽が成り立つのでしょうか。

 

相場の世界は参加者の9割が負け組と言われますが、これは控え目な表現です。

勝ち残った1割の内、翌年も生き残れるは、そのうち半分もいないでしょう。これが毎年繰り返されます。つまり、大体、全員負けていて、勝ち続けているのは、ほんの一握りです。

 

参加者のほぼ全員勉強している筈です。勉強の度合いが足りないのでしょうか。

 

相場(だけ)を勉強しても勝てない理由

トレードで勝つ為に、多くの人は相場を勉強します。

四本値の読み方から始まって、ゴールデンクロスやダイバージェンスやファンダメンタルズや指標発表も勉強するでしょう。教科書通りに勉強しますがなぜか負けます。

トレードで勝つ為に自分を知る勉強をする人は少数です。これから「FXを覚えよう」という人が初めに勉強するのは少なくとも自己分析ではないでしょうし、トレード経験前にトレード中の自己分析をする事も不可能だからです。

ここまで言えば大体何が言いたいかお解りかと思いますが、

次の関係性をみてください。心理学で有名なジョハリの窓風に、ここではトレード結果の分類に利用してみました。

 

ちのちむちのちむちのむち

  1. 相場を知らず、自分を知らない :勝つ見込みなし
  2. 相場を知り、自分を知らない  :勝つ事もあるが最終的に負ける
  3. 相場を知らず、自分を知っている:負けるスピードは遅いが勝てない
  4. 相場を知り、自分を知っている :勝てる見込みあり

 

表にすると下のようになります

  相場の知 相場の無知
自己の知 4)勝てる見込み有り 3)負けるスピードは遅いが勝てない
自己の無知 2)勝つ事もあるが最終的に負ける 1)勝つ見込みなし

ソクラテスの”無知の知”的な事を言っているのではないです。問答法や産婆術のつもりもありません。

孫子の兵法そのものですが、ただし100戦100勝はできません。

 

恒常的勝者のパターンは、4だけです。4も必ず勝てる訳でなく、土俵に乗れた状態を示すにすぎません。

ほとんどの人は、相場を勉強します。これは良い事ですし、必須です。

ですが、補足すると、自分を知らずして相手を研究するのは、相場の勉強も身につきにくいです。

 

例えば、大きなポジションを抱えたり、僅かな判断の過ちで大金を失ったりして、とても悔しい思いをした経験はあるでしょうか。(私は思い出しただけで叫びたくなるくらいあります)

このような時、冷静な判断ができなくなって負けてしまう事があります。

これは自分の身にだけ起きる悲劇でしょうか。

いえ、ほとんど誰の身にも起きています。そして相場の大多数は敗者です。つまり、チャートは主に敗者が作っています。

ですから、(敗者を経験している)自分のケースを見つめると、相場(相手の行動)を理解しやすくなるのです。つまりチャートが読みやすいのです。

先程の表(4種パターン)を見ると”元々自分の性質を良く知っている人”は、相場を勉強しただけで勝てると思うかもしれません。しかしそれは稀な事です。
トレード中の自分はトレードしてみなければ解りません。ですからトレード未経験者なら、トレード中の自分の事は予め知りようがないので、誰もトレード中の自分を知りません。つまり経験を重ねて知るしかなく、一部のラッキーマンを除いて、初心者はほぼ全員、負けます。

もし、あなたが「今日FXに興味を持った人」なら、夢を壊すようで大変申し訳ないですが、絵空事より真実を早めに知っておいた方が今後の為にも良い事ですのでご容赦願います。改めて言いますが、初心者は、ほぼ一網打尽です。すみません。

 

戦略家の戦略か?

4だけが戦略勝ちしている状況を示しています。

1~3は戦略負けしているので、つまり、戦術や戦法では、戦略の過ちを補い難いために、局所での勝ちは有り得ても大局では概ね負けるのです。

 

ランチェスター、ゲーム理論、五輪書、もちろん孫子の兵法も、”対人”なら必ず相手と自分の双方を分析するようにできていますが、相場ではなぜか”相場”だけをみて攻略しようとしがちです。パチンコや競馬と違い、相場は対人戦である為に、自分の分析が相場の分析と同じくらい不可欠です。

 

ほとんどの人はチャート分析用ツールを探しています。巷に売られている商材を見れば一目瞭然です。価格の計算式やタイミング、果ては矢印そのものが重宝され開発されます。サイコロジカルや移動平均線を、自分に当てはめても面白いかもしれませんね。(※ギャンブラーの誤謬には気をつけてください)。自己分析や自己トレードを補佐するツールが理想です。

 

サッカーの監督は自チームを作っても相手チームを分析しなければ勝てませんよね。その逆も同じです。

相手チームを完璧に分析しても自チームを熟知して采配を下せなければ効果は半減するでしょう。

 

 

FXは甘い話も多い中、いきなり「ほぼ全員負ける」などと私のような馬の骨に言われて憤慨されたかもしれませんが、”知らない者が食い物にされてしまう”のです。

今日も僅かに気づきがあれば、明日は今日より捕食されにくくなっているでしょう。

サムライジャパンも急に強くなった訳ではないですしね。

 

相場分析と同じくらい、自己分析を、するんです。

 

 

大勢の人が、相場を一生懸命勉強してバンバン負けていく理由のヒントになれば幸いです。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

 

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1 thought on “大多数が相場を勉強して負ける理由


  1. 相場への環境認識と自己分析(自分のタイプ分析)は必要。これ当たり前。
    そんでもって、群集心理とは真逆な思考が勝利のカギ。 

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