苦手パターンを改善してはダメな理由

解らない事は考えるな!出来ることをやるんだ!

学習の初期、又は少し勝てるようになった段階で、下記のような経過を辿るのは自然な流れかと思います。

成長の軌跡

1・自分の中の「勝ちパターン」「調子の良い時」が解るようになる

2・1の”好調”も永遠には続かず、苦手パターン(負け期)にハマって不調から抜け出せなくなる

3・2の苦手パターンの出現によって、自分の勝ちパターンもまだまだ完璧でなかったと悟る

4・これに反省し、苦手パターンの改善・克服を目指して再度トレードを調整・再構築していく。

 

この行動パターンは、よくありません。

つまり、この流れを踏むと大衆同様に負けてしまうのもまた自然な流れでしょう。

 

一見するとPDCAの正しい改善手順にも思えますが、これのどの部分がいけないかというと、ほぼ全部です。

特に下線部は最悪です。

 

良いところは「自分で自分の苦手パターンに気づくトレードの客観視ができている事」くらいで、

①も別に悪い事ではありませんが、初心者なら本当に好調かどうはまだ解らないので、早計の可能性が捨てきれません。

 

戦うな、コーザ。

誤解を招き易いし、ちょっとニュアンスが伝わり辛いかもしれませんが、

言いたい事は、「苦手パターンをどうにか”勝ち”に持っていく」のではなく、「苦手パターンは排除する」という事です。

前者の方法を取ると、どんどん問題が複雑化無限地獄に突入して泥沼化します。改善を目指そうとすると恐らく新たにフィルターか判断材料を追加しなければならず、その為に別種の指標・計算を加え、その調整に注力するもこれによって新たな問題が発見され更なる調整を余儀なくされるでしょう。

 

後者の方法はどんどんシンプル化し悩む事が減り、トレードが精査されブラッシュアップしやすくなります。ちなみにトレード回数は減る傾向にあります。

 

待て。慌てるな、これは孔明の罠だ。

苦手を克服する姿勢は人として尊敬できるし、成長に必須だと思いますが、

ことトレードパターンにおける苦手場面は、触らずに放置(除外)がベストです。

 

なぜなら、苦手パターンは”欠点”でなく、状態でしかないからです。

自分の欠点は治す努力が必要ですが、相場の状態は改善するものでなく対処(回避)する事しかできません。

君子危うきに近寄らずで、これにガンガン近づいていく向上心はアダになるので注意が必要です。

マジマンジです。(言葉の意味はよくわからんが言ってみたかっただけ)

自分相場接点が”トレード”(≒手法)なのでこの事を解り辛くしていますが、ドローダウンはどのような手法にも存在するので自分の欠点ではありません。

 

竜が池に身を潜めるのは、再び天に昇らんとするが為

相場の全ての局面に有効な手法はない為、苦手パターン(DD)は不可避、必要悪というか、セットでひとつです。

苦手パターンは調整して改善するのでなく、やらない事(排除する)

つまり、手を付けないのが正しい行動であり、これは卑怯でも弱虫でもなく、むしろ多くの場合最善です。

 

すでに「出来る事がある」というのが前提ですが、出来る事/すべき事があるなら、それを強化するのがグッドです。

解らない事を考え始めると、出来る事さえ出来なくなる事が良くあります(ムカデのダンス)

 

まとめ

相場に出現する苦手パターンと、自分の弱点を混同しないこと。

改善すべき弱点は他にある筈です。

 

敗因が相場起因か自分起因かをまず理解する必要があります。

 

相場の苦手パターンは放っておき(改善せずに回避する)、自己の弱点克服にこそ時間を割くべきですが、

冒頭の様に勝ちパターンが解っている/解り始めているのなら、まずは”そこだけやる”のが先決です。

 

気づき始めた注力すべき勝ちパターンを放ったらかして、静観すべき負けパターンの方に時間をかけるのは、最愛の恋人を放ったらかしてストーカーにお茶を出すようなものです。

 

良いと思っていても、良く考えると、良くない事は、良くあります。
(解りづれぇー;)

 

 

せっかく開花しはじめた好機に、無用な修正を加えて手法全体を台無しにしない様に注意しましょう。

マジマンジ。

 

補足:負けトレードから目を背ける事とは全く違うのでご注意を。あくまで「相場の苦手パターン」は無理に触らなくて良い、という事です。

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