FXmt日本時間を3つ改良しました
Ver 3.00 → 3.10
新機能
もくじ
- 足残り時間のTF固定
- チャイム無音タイム
- TF切替時の足判定改善
1・足残り時間のTF選択と固定
TF(時間軸)を切り替えても指定したTFのカウントダウンを固定表示できるようにしました。
例えば、日足や1H足チャートを表示しつつ1M足の残り時間を知る事ができその逆もOKです。
自分の戦場に合わせてより柔軟に設定できます。
インターバルタイマー
上記のカウントダウン固定と足報を併用するとチャイム間隔もそのTFに従います。
これにより、表示中の時間軸に関係なく任意の時間軸の足完成(あるいは完成前)を知る事ができます。
例:
・1H足を表示して1M毎にチャイム
・1M足を表示して1H毎にチャイム
自由に設定可能なので、インターバルタイマーのように使う事ができます。
マルチ・インターバルタイマー
上記の機能を複数利用すれば異なるインターバルを同時進行で把握も可能です。チャイム音を変えるとと、どの足が生成されたか音だけで判断したりもできます。
例:
-
- 1M毎:チャイム
- 1H足毎:時報
- 4H毎:メロディー
※別間隔のインターバルを同時に把握し、鳴らし分ける
2・チャイム無音タイム(無音スケジュール)
指定した時間帯のチャイム音をミュート化することができます。夜は自動でミュートになり、翌朝、自動で再開します。
インターバルで忘れなく、かといって深夜は静かにして欲しい場合に便利です。ほったらかしでいける利点もあります。
3・TF切替時の足判定改善
TF切り替え時に不要なチャイムが鳴る現象を軽減しました。
この現象はMT4がチャートを開いた時ロウソク足を生成する為に起こりますが、これが起こりにくくなるように改良しています。
インターバルタイマーを使う理由
足型を利用するトレードはロウソク足完成(終値)毎の状況確認が必要な為です。終値によって初めて酒田五法などのテクニカル手法が使えます。
エントリー/エグジットのシグナルに限らず、ポジション保有中の建玉コントロールやシナリオ修正などの相場分析の場面でも同じです。
MT4で使う意味
キッチンタイマー・スマホアプリ・腹時計などでも代用できますが、本項の機能は、時間でなく「MT4の足」を基準にしている点が異なります。一長一短ありますが、例えば自宅やスマホの時計は、MT4と同じ時間ではないので、足生成時と現在時刻は異なる場合があります。
さらに、ブローカー、サーバー、通貨ペアで、足生成のタイミングが異なります。
このため、現行チャートから足情報を取得することで、トレード環境に合わせたチャイムが可能になります。MT4でトレードする以上MT4チャートに準じた判定には意味があります。
注意点
MT4のインジケーターは、チャート更新 ≒ tick ≒ web接続 に依存するので、MT4が稼働していない環境下では使えません。値動きの緩慢な時間帯はtickが更新されないためアラートされないケースもあるので、以下を参考にご利用ください。
- 生成時:足が1本増えるとアラートが鳴るので、ほぼ確実にアラートする。
- 15秒前:足完成までの残り時間15秒以下で事前にアラートするので、足完成前にチャートを開ける。ただしtickインターバルが長く、残り16秒→59秒となった場合、アラートが鳴らない可能性がある。
- 30秒前~3分前:15秒前同様事前にアラートし、かつアラート判定期間が長いのでアラートが鳴らない可能性を軽減する。
- チャイム音:1~3分 長めのチャイムで聞き逃し(見逃し)を防ぐので長い時間軸向き
- チャイム音:9秒 チャイムが短いので短い時間軸での連続チェック向き
補足<私の使い方>
私は修行時代のスキャルピングトレードの時、エントリー後わざとマンガを読みながら15分おきにチラチラチャートを確認していました。その為にネカフェに行ってた事もあります。
ずっと見ているといらんことしてしまうので、気を反らす必要があったのです(笑。ちなみにこの時勝率は上がりました。
(その後トレンドラインアラートを開発しました)
- チャートをずっと見る必要はないけど、足型は毎回確認したい
- 他の事をしていると足生成のタイミングを逃してしまう
- 動いているチャートを見続けると判断に迷いが生じる
- 迂闊にチャートを見るといらんことしてしまう
こんなトレーダーに必要な機能ではないでしょうか。
私の使い方
現在はラインアラートとインターバルタイマーを適時併用しています。
まず監視ラインにアラートを仕掛けて待ち、アラートでライン到達を把握したら、その後、良い足型が出るまでインターバルタイマーを利用してまた待ちます。
ポジション保有中の定期チェックは重要ですが、反ってチャートが気になってしまう場合もあるので正確や手法に合わせて注意しましょう。