ProMA4を利用してGMMAを作成してみました。
GMMAとは
ガッピーさん考案の、短期・長期それぞれ6本のEMA(指数平滑移動平均線)を使用した合計12本から成る多重MAによるテクニカル指標。
(Guppy Multi Moving Average)
GMMA自体、使い手になろうと思えば使用法は多岐に渡ります。興味があればネット検索で深掘りしてみてください。親切な解説サイトが多数みつかると思います。ここでは一般的な使用法の解説になります。
※初心者のころ私は、見た目の綺麗さからも「Guppy」を「グッピー」と読んでいましたが、ガッピーです。お間違えなく。
G=ガッピー、MMA=多重移動平均線、→ GMMA
GMMAの作り方
GMMAは
短期線、3・5・8・10・12・15のEMA6本
長期線、30・35・40・45・50・60のEMA6本
で構成されています。
ProMA4流、GMMAアラート構築例
通常のGMMAは短期・長期用2つのインジケーターを導入して作成しますが、ProMAは3つ導入します。
ProMA4を3つ導入
・1つ目設定:
MA1:期間3・線色青
MA2:期間5・線色青
MA3:期間50・線色赤
MA4:期間60・線色赤
・2つ目設定
MA1:期間8・線色青
MA2:期間10・線色青
MA3:期間40・線色赤
MA4:期間45・線色赤
・3つ目設定
MA1:期間12・線色青
MA2:期間15・線色青
MA3:期間30・線色赤
MA4:期間35・線色赤
※期間の組み合わせは一例です
「移動平均線の種別」は全て「Exponential」(指数平滑移動平均線)を選択します。
GMMA・A(GMMA・アラート)
通常のGMMAは短期MA・長期MA別に設定しますが、
ProMA4では上記のように短期MA・長期MAを混在させることで、GMMAの短期長期クロスをアラートさせる事も可能になります(クロスアラート活用法)
これによりGMMAゴールデンクロス・デッドクロスを観測できます。
上記設定で、短期同士のクロス、短期・長期のクロス、長期同士のクロス、のアラートが可能です。
4本のMAに対するクロスの組み合わせは6通りあるので6×3=18通りのMAクロスが監視対象となります。MA期間の組み合わせを変えれば好みのMAのクロス通知が得られます。
また、12本のパーフェクトオーダーを捉えるには、3つ全てのパーフェクトオーダーアラートを設置する必要がありますが
1つ目の設定でP.オーダーアラートを適用すれば、概ね12本全体のパーフェクトオーダーを捉えやすいかと思います。
もちろん全てのMAに対する価格タッチも監視できます。
M・T・F・G・M・M・Aとは
余談ですが
ProMA4はMMA対応かつMTF対応の為、
MTFGMMA(マルチ・タイム・フレーム・ガッピー・マルチプル・ムービング・アベレージ)
という珍しい描写も可能です。
F・P・M・P(フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ)を凌ぐネーミングです。*民明書房刊参照
ProMA詳細はこちら