頑張るな。
トレードは頑張ると負け易くなります。
トレード学習やスキルアップは頑張らないとダメですが、トレードそのものは、頑張り過ぎない方が良いです。
時間労働ではないので、無理して頑張っても勝利に直結しません。
相場は、人の集まりですが、海や山などの自然に良く例えられます。
雨乞いの為のダンスレッスンのように、トレーダーの頑張りや意気込みは相場にほとんど影響していません。
特に負けが込んでいる時の頑張りは逆効果で、連敗中は休む事が最善どころか、唯一の選択肢です。
頑張るなら、「頑張らない事」を頑張るべきです。
トレードは言わば、欲の行為であり、中毒性があるので、前傾姿勢の頑張りはポジポジ病を誘発します。
マーケットに分布するチャンスは限定的なので、同一期間内のトレード回数を増やすとハズレを引く確率が高くなります。
逆に言えば、適度に回数を絞るほど勝ちやすくなります。
初心者なら、
適度なトレード回数の判断は難しいですから、絞れば絞るほど勝ちやすい環境で戦う事ができます。
また、トレードは客観的分析が不可欠なのに、
頑張り過ぎる集中力は、視野を狭くし、投資家をバイアスの網に絡めて離しません。
俺が俺がの偏見に満ちたチャート分析になりやすく、相場の声が入ってこない状態を作るので、相場との距離を保つことが重要です。
ですから、トレード、特にチャート監視・環境認識の段階では、あまり頑張り過ぎない方が良いのです。
(エントリータイミング見極めの瞬間は、場合により結構集中します)
私のインジも、監視を頑張らない事に寄与しています。
怠けた方が勝てるか?
頑張らない方が勝ちやすい、というと、
怠け者が勝てるような印象を持つかも知れませんが、違います。
トレード学習は、遮二無二頑張ってください。
誰よりも頑張っていると言えるほど、頑張ってください。
トレード学習は頑張りつつ、本番のトレードでは頑張らない事が重要です。
(この逆をやってしまう事が多い)
トレーニングしたら本番で頑張りたくなるのは当前ですが、こらえてください。
エントリーが目的でなく利益が目的です。
エントリーは利益を得る手段に過ぎませんからトレードせずに利益があるなら、目的を果たせます。
それを実践するんです。
(不作為の実行)
と、言う事で、
頑張るな。頑張るなら、頑張った後に、頑張らないように、頑張れよ、
って事です。
(解りづらい;)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
1 thought on “頑張らない勇気。”