日本時間8月3日(日)午前6:00 USD/JPYは窓を開ける
公算が高いです。というかほぼ開けます。
お前は予想屋か?と言われそうな程、最近予測記事ばかりあげてる気がします。
しかもかなり大きな窓が見えます。その後ろに、歓喜、阿鼻叫喚、の人々が見えます。。
\いや占い師か
窓埋め手法 ~窓は必ず埋まるのか?~
「見えざる手」
需要と供給のバランスが崩れた際に働く価格の自動調節機能を「見えざる手」と呼んだりします。経済学者の言葉です。
市場はチャートに発生した窓(ギャップ)を高確率で埋めにくる
と良く言われます。窓埋め手法は広く知られており私も意識しています。7~80%の確率で窓は埋まると聞いた事がある人もいるでしょう。本当でしょうか? 答えは「窓だけじゃなんとも言えない」です。答えになってねー。
窓埋めのメカニズム(正体)
というのも窓の発生原因が大事なんです。その窓が突発的材料による注文の急増などが原因の場合、市場が冷静さを取り戻すに連れて適正価格の戻る、つまり窓を埋める確率は高いでしょう。日常の意味のない自然発生的なギャップも埋めることが多いです。
ですが、そのギャップ自体が適正であるなら、当然、今の価格が適正なので埋まらないのが正しい姿と言えます。(効率的市場仮説に近い)
効率的市場仮説
とは、チャートの価格は全ての情報を織り込み済みで反映されているもの、という金融経済学の理論です。したがって逸脱した価格だろうといつも通りの価格だろうと、それは今において適正価格、みたいな事です。この理論の言いたい事は、「だから株で瞬間的に大儲けはできないよ」的な話だったと思いますが、本記事の題材ではないのでここでは取り上げません。
では8/3のギャップはどうなの?
窓が埋まらない事も充分考えらます。今回は為替介入が主原因だからです。
ただ、木金で協調為替介入後のマーケットオープン(月曜朝一)というヒストリカルデータは統計が取れるほど多くありません。世のテクニカル論に頼りすぎず、未知の領域だと思って対峙するのが良いでしょう。最大の安全策は「触らぬ神に祟りなし」です。
もう窓が出る前提で話しちゃってますが、私が考慮すべきと思うのは次の3点

- ①為替介入の強度
- ②出遅れ勢の振る舞い
- ③土日の新材料
①為替介入の強度
非常に強いと思います。今回は単独介入でなく協調介入です。もっと言えば3国協調です。米国お墨付き/米国の理解を得て、、ではなく、、米国と一緒になって介入してるんですから、そりゃ強いです。USドル対JP円の構図じゃなく、お互いが強力して円安目指すんですからそりゃ堅いです。敵対していた相撲取りが抱き合ってダンスしているようなものです。
②出遅れ勢の振る舞い
これが1番読みづらいですが、参加者の層としては多いと思います。私と私の読者さんはプライスショックアラートによって、実弾投入されるたびに、誤差1分でその事実を把握していました。なので、これが当たり前のように思うかもしれませんが、リアルタイムで把握している私たちの方がむしろ少数派です。
一般的には、私生活に為替なんて気にしていない人も多いです。翌日の三面記事で為替介入を知る人も多いでしょう。FXをやっている人だとしても、です。もし、為替介入の意識や準備がなく、土日にネットニュースで164円→158円を知ったなら、月曜にどうしますか?
私のメルマガでは6月から事ある毎にドル円の危険性について言及し、2周間前に為替介入論をシリーズ記事で展開して周知し、前日までに検知ツールを完成させて配布まで行いました。準備万端で当然の様に為替介入を迎えた我々の方が異常なんです。
※注:「誤差1分で事実を把握」とは「価格の異常値検知の事実」という意味です。財務省から実弾の報告をFAXでもらっている訳ではありません。(解っとるわ。FAXの方が遅せーわ)
③土日の新材料
戦争、災害、為替に影響する突発事項には注目しておきます。土日の材料は月曜にまとめて影響します。
あと、単独介入でなく「協調介入」は、この土日の新材料に入れても良いと思います。①と②の中間みたいな材料です。特に米国協調介入の噂が事実として確定したのは、金曜日のマーケット終了近くの時間だったと思います。金曜のニュースではありますが、土日に知る人の方が多いでしょう。
備えあれば憂いなし 努力は人を裏切らない って本当なんだなぁ~。まじで作って良かったです。
為替介入の後
「介入相場」のサーフィンに気を取られるあまり中長期の視野を忘れないようにしましょう。
ご意見・感想
もっとこうなれば良いな~など、ご感想があれば今後の機能改善につなげていきます。ご報告は励みになります。
追加介入・連続介入の可能性に加えて、来週は雇用統計もあります。まだまだ構えて行きましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
