私のFXトレードの様子を引き続き解説していきます。
手法より全体の流れを気にしながら参考にして下さい。
前回のエントリーポイントについて補足しておきます。
テクニックとしては、
①②④は反転
③⑥はブレイクアウト
⑤は反転+ブレイクアウト
⑦⑧はロールリバーサル
そして、
結局、どこで入っても利益が出てます。
アレやコレやと言った挙句、集中してエントリーポイントを待っていましたが、大雑把にエントリーしても勝てた事になります。
しかしこれは結果論でしかありません。
エントリーの精度は重要です。
—————-ひとこと———————
トレンドフォロー戦略などで良く「どこで入っても勝てる」と言われます。
確かにそうなのですが、語弊はあります。
初心者にトレンドフォローを説明しやすい、初心者が理解し易い表現でありますが、エントリータイミングが大事でない訳ではありません。
チャートを後から見れば当然そう見えるのですが、先が見えないからこそ最善のタイミングを構える必要があります。
聞き覚えの良い言葉に惑わされないようにしましょう。
FXはそんなに甘くありません。
(本質さえ解っていれば問題ありませんし、扱う手法によってはこの限りではありません)
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精度が良ければ、次に説明する戦術がともて実行し易くなります。
ではその後のポジションコントロールの流れを説明していきます。
エントリー後の流れ
今回は、先に「その後」のチャートを出しておきます。
似たような形をしていますが、上側が1時間足、下が15分足の「その後」です。
見てのとおり、危なげなく直滑降していて利確できたのは間違いなさそうです。
が、これらのどの部分を取れたでしょうか?
良形でエントリー出来たとして、どこでエグジットしたでしょうか?
実は20Pips程度で利食っているなら、いかに価格が伸びていようが無意味です。
エグジットまで想定して始めて完結です。
エントリーで満足してはいけません。
トレイリングストップ
まずは15M足の拡大図をご覧ください。
一番下の太い赤線が1H足で引いたサポート線、
緑の線は、SLに対する損益比率です。
横軸を見て下さい。
少なくとも①の時点でSLを①線上の青線まで移動し、
次に②の時点で ②線上の青線まで更に移動します。
①と②で行ったSL移動(トレーリングストップ)は、理由が異なります。
①は一定含益が確保された時点での、建値確保(ブレイクイーブン)による移動
②は高値切下げによるものです。
①により早々に負けの可能性を排除し、後はどこで利食ってもプラスになります。
メンタル的には一段楽になります。
①の時点でさえ、すぐに利食えば1:4~1:5位で利益確定できます。
しかしまだ利食いません。
もともと、サポート抜けまでシナリオ想定しています。
ここからが利食いの真骨頂です。
大相場で安全を確保したら、次にする事はもう・・・
取れる時に、取れるだけ取れ
です。
もう一度上のチャートを見て下さい。
もの凄く美味しい状態に突入したのが解ると思います。
ここからは横綱相撲、
鬼に金棒状態です。
恐らくあまり使われる手法ではないと思いますが、次回説明していきます。
途中まで読んで頂き、ありがとうございます。