相場からの罠:ダマシ

今回は、本シリーズ【番外】として、前回(⑨)の続きを解説します。

前回の話

GBP/USDで訪れた大相場と称したチャートと瓜二つのチャートが2後にがEUR/USDで出現しました。
言われなければ見間違えそうなチャートですが、その結果は真逆になりました。

これはいわゆるダマシというやつで、避けられないのでしょうか?
これがFXの確率というヤツでしょうか?

 下図をご覧下さい。

比較

 EUR/USD

eurusd1h3

 

上昇トレンドの後、Wトップを 付けた後下落し、

スクイーズしたMAに挟まれた後、短期MAで反発し、

MAに挟まれたトライアングルゾーンを下にブレイクアウトしました。

 

一見GBP/USDの時と同じように見えますが、その違いは

1つ目の違いはA-Bの位置関係。
(ダウ理論の確度)

2つ目に直近サポート(今回はMA)まので乖離、
(引きつけ度合い)

3つ目はMAとサポートライン①の距離。
(ブレイクアウトの強さ)

4つ目にその次のサポートライン①(利食い目安)までの距離
(損益比率)

5つ目に、環境足(日足)では上昇トレンド
(トレンド継続の確率)

 

こうして見れば、大きな上昇トレンドの中にあって、下値は強く支えられている。
その中での下げは、一時的な押しと見る方が妥当で、事実高値は更新している。

上の全てにおいてGBP/USDと異なっています。
ここはむしろ、フラッグ抜けを待つロングを狙う場面ですよね(かつ大相場ではない)

 

結果、グランビルの法則により価格は再度反転しすぐにパーフェクトオーダーを取り直し、
上の青い線のブレイクアウト地点で典型的なフラッグを形成しています。

こちらの動画(3分で解る フラッグのしくみ)と瓜二つの場所でブレイクしているのが解ると思います。
(よーく観察して下さい。強い共通点があります)

 

ただし、フラッグは単に「結果」です。

GBP/USD

 GBPUSD15m11

 

こちらはWトップの際、A’よりB’の方が高値を切り下げているのが解ります。

 

逆にEUR/USDはA→Bで切り上げています。

確かにその後安値を切下げていますが、
GBP/USDと比べるとまだ価格が上昇したがっているように見えます。

同じダウ理論崩しでもEUR/USDは一手少ない訳です。
むしろ高値を切り下げずの安値切下げの場合、次に大きく反発する事が多いです。

 

GBP/USDはMA(緑)を抜けたら次は②③までサポートがないので、損益比率が申し分なくブレイクアウトもしやすという二段構え。

似て非なるもの

このように一見、全く同じチャートに見えても、実は反対要因のオンパレードです。

あまり人気はないのですが、錯覚を用いてこの辺りの感覚を角度を変えて説明している記事もあるので参考にして下さい。

観る目が固まっていると、見えるものも見えなくなります。

これは場数を必要としますが、予めこのバイアスの事実を知っているだけで、自分をメタ認知できるようになり、上達が早まると思います。

 

この類似チャート、全くの別モノである事がお解りいただけたでしょうか。

ここまでの状況で正反対です。
この時点で「待ち」にならないので、15分足は見る必要もありませんので割愛します。

 

今回は一連の流れからの総合的な判断でしたが、WトップのA-Bの位置関係だけで比較的ダマシを回避できる確率は高まります。
ショートの場合はこの逆です。

さて、本番

 

さてさて、ひととおり、トレードを流して説明してみましたが、まだ終わりません。

とりあえず、ここまでが一連の無機質な流れ。行動データです。

 気付き

以上の行動を感情に照らし合わせて考える癖を付けておきましょう。

今回、以下のような行動がありました。

  1. 環境認識
  2. 1H足でチャンス待ち
  3. 寝坊チャンス逃し
  4. エントリータイミング(エントリーした場合)
  5. ポジションコントロール
  6. エグジット

寝坊は明らかな人為的ミスですが、その他の行動は本当に正しかったと思いますか?

今回の事を次回にどう活かせば良いでしょうか?

目覚まし時計を買い変える事でしょうか?

 

ロジックではありません。

この振り返りの検証こそが、トレードで勝つ為の真の理由です。

 

次回はこの辺りを説明していきます。

 

このシリーズも終わりが近づいてきました。

最後近くまで読んで頂き、ありがとうございます。

 




 

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