トレードルールを持っていますか?
いつも同じ基準で同じ行動が出来ているでしょうか?
勝っていても一貫性がない人と負けていても一貫性がある人なら、
100%後者の方が勝てるトレーダーです。
相場で同じ場面は二度と訪れませんが、
自分自身が相場に対してとる行動は常に一貫していなければいけません。
自分では一貫しているように思っていても、出来ていなかったりします。
良く「あの人の”○○”なところがキライ」
と言う人に限って、その人自身”○○”な人だったりします。
言っている人に悪気はないのですが、自分でも気づいていないのでなかなか治りません。
ここから学ぶのは、
自分にも、自分では気づけていない”○○”なところが恐らく存在するだろう、
という気づきです。
この視点で常に自分を観察し、行動の一貫性が守れているかどうか常に監視する必要があります。
毎回違ったトレード方法で売買してしまうと、どこをどう改善すればいいのか解らなくなり、いつまで経っても成長しません。
エントリーのルール
待ちのルール
損切りのルール
利食いのルール
資金管理のルール
感情コントロールのルール
これらは必ず明確に決め、始めの内はたとえルールが間違っていても一貫したトレードに徹しなければいけません。
間違っているかどうかは、一定期間試してみなければ解りませんし、
一定期間実行して間違っている事が明確になれば、自信をもってルールから排除する事が出来ます。
間違いをルールから排除するまでの一定期間は損失になるかもしれませんが、
「ルールを一貫して行える」というトレーダーの必須技術を習得出来ます。
いくらで買って、いくらの利益が出た。勝率○○%で・・・
と売買の記録を取る事は当然重要ですが、
ルールを守れた、守れなかった、守れなかった理由、守れた理由、
次も守る為には明日何をすれば良いか、
こういった自分自身の一貫性の向上について意識を向けて改善に取り組めば、より早く成果になって現れるでしょう。
トレードの一貫性は、自分自身の一貫性です。
自分の一貫性が信じられれば、トレードに自信が付きます。
自身が付くと、不安や迷いがなくなります。
何をしても勝てない、と悩んでいる時、
まずは一貫性を保てているか観察してみて下さい。
思わぬ発見があるかもしれません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。