1/15 EUR/CHF為替大暴落

ユーロ/フランがとんでもない動きを見せました。

ユーロフラン

EURCHFmicroM5

EURCHF5分足

EURCHFmicroDaily

EURCHF日足

EURCHFmicroWeekly

EURCHF週足

USDCHF日足チャート

USDCHF日足

5分で1000pips
30分で1930pips

スイスフラン円だと19円50銭程の動きです。

こちらがフラン円です

CHFJPY1時間足

CHFJPY1時間足

CHFJPY日足

CHFJPY日足

これ、2~30分の出来事です。
まさに歴史的大暴落
フラン円なら大暴騰です。

ついでにドルフラン

USDCHF日足チャート

USDCHF日足

USDCHF1時間足

USDCHF1時間足

 

 

ここ数カ月直近では、”日足”のボラで30pips前後ですから、なんともまあ・・・。

気になる被害・・いや成果は?

原因はスイス

スイス国旗

かつてSNB(スイス国立銀行[スイスの中央銀行])が、ユーロ/スイスフランを1.2に合わせこれ以上のスイフフラン高を認めないと宣言したのはご存知かと思います。

あの時も「死人が出る」とまで言われたサプライズ介入宣言でしたが今回はそれ以上の動きです。
なにせSNBが政府の威信をかけてフランを守りきると宣言したのです。
それも「無制限介入

その頃同じく自国通貨高で苦しんでいる日本をしり目に、さっそうとやってのけたのでした。
日本とスイスでは政策や諸条件、憲法や国の規模が違うので同じ事は出来ないそうですね。

これにより事実上スイスのユーロペッグのような状態にありユーロスイスは1.2ラインを2年以上に亘って死守してきました。
この、”国の政策”を利用してトレードシステムまで作って稼いだ方も多いと聞きます。

その根本となる”国の方針”が本日いきなり解除されたのでした。
国の政策を当てにしていた方はかなり痛い目を見たのではないでしょうか。

流石に5分程度であの2年間の為替をひっくり返すような動きなので、仮にストップロスを設定していたところで大幅に値が飛んだと思いますし、そもそも売買が成立しない状況でしたね。

どのFX業者でも暴落の真っ最中はサーバーに負荷が掛りチャートの描写も追いつかず固まったままでした。
スプレッドだけで20pips開いてたりしました。

スイスフランユーロの今後

ユーロ

まずユーロはドラギ総裁がQE発動に向けて準備を爆進中ですね。

まだ具体的に発動すると決まった訳ではありませんが、着々とQEに向けた傷害を取り除いています。
ユーロ安を目指している中、ドル高絶好調なので、メジャー三通貨相対的に

も安く成り易いです。 

ユーロ|ストップ|市場画像

 

フラン

次にスイスフランですが、こちらはどう動くのかかなり難しいですね。

ユーロの量的規制緩和は濃厚、フランは自国通貨売りをやめたとなれば、ユーロフランは当然下げ圧力が強い。
しかし、このような歴史的大暴落というのは過去にデータがない

また、スイスが無制限介入を止めたのなら、それ以前の流れ(つまりフラン高)が復活する可能性もある。
しかしあれから2年以上経っているのでスイスの現状が2年前の経済状況と同じとは考え辛い。

そしてここまで極度にフラン高になった場合のスイスの企業に与えるインパクトがどのようなものか。
あれほどまで1.2ラインにこだわっていたものがいきなり2割近くも変動してどうなるのか?

その為の次善策はあるのか?
この時の為に既に準備されていたのか?

アメリカやユーロの情報に比べて、スイス国の情報はあまり入ってきません。
今回の様な大きな出来事や政策発表でもない限り、殆ど通常のニュースで報道される事がないので、スイスという国そのものを判断し辛い。

そもそも今回の情報も日本の一般投資家には事前にそんな風潮さえ聞こえてこない。
これがフランス国内なら、少なくともトレーダーの間では「そろそろやばいんじゃないの?」という位は出ているでしょう。

総合

あくまで「ユーロ安」や「ドル高」の流れをベースに意識しつつ、そのクロス通貨としてのフランのあり方を考えた方が良いと思う。

ユーロ/スイスフラン暴落アラートノータイム感知したけど何もできず

ちなにみ私はニュースより先に変動を知りました。
スイスがらみでトレードはしていませんでしたが、EUR/CHF1.2ラインの動き重要だと思っていたので監視すべくアラートだけセットしてほったらかしていたました。
はっきり言ってアラートを設定していた自体忘れていたので「ん?何のアラートだ?」と思いましたが、まさかこんな事になっていようとは;

死人が出ると言われたあの無制限介入があった時「こんな事になると・・・」と思い、次にこのような大きな変動がある時は監視したいと思っていたので、1.2ラインにセットしていました。

とはいっても、何カ月も1.2付近に張り付いたままで動かないし、通常トレードしない通貨を毎時間見るなんて出来ないのでツールさまさまでした

まあ、ノートレードなんですけどね。

ここまでとは思ってなかったのよね。正直
ラインにワンタッチして反転的な動きなら捉えられてたと思いますし、それを狙ってたんですけど。

まあ、前提となる1.2ライン自体を解消したんだから、テクニカル通り動く筈もないです。
せっかく監視できてたけど、ノートレードでフィニッシュです。

アラート付トレンドライン
アラート付水平線&トレンドライン

 

スイスフランでトレードするべきか

 

「はい」「いいえ」の画像安全策は何もしない事

なぜならイレギュラー相場だから。

スイスフランの今後の見通し

今回の爆下げ(クロス円なら爆上げ)は、
国の政策転換を受けた投資家が一気にポジション解消の売りオーダーを出した事。

更に政策転換を知らなかった人、出遅れた人のロスカットの嵐が最大の原因ですよね。
途中の相場の動きを見ていた人は解ると思いますが、ものすごいアップダウンを繰り返していました。

これって、

○○のラインで○○の投機筋が・・・

とか、

サポートラインを抜けた後のリバーサルが・・・

とか言った問題ではないんですね。

単なるパニック相場です。
誰も動きなんて解る筈がありませんし、当てようとしても無理です。

ただ解るのは、

「皆パニックを起こしているだろう」

という事実です。

そして集団はパニックを起こすと集団と同じ行動を取ろうとします。
混乱していて自分の思考が止まっているので、集団の行動に倣う事で自己の行動を正当化しようとします。

どうしたらいいか解らないから真似するという行動です。

今ここで、フランでトレードすると言う事は単に流れに乗ろうとか、動きが大きいからと言った、根拠の薄いものではないでしょうか?

良く調べもせずにイベントの参加したくなるのは大衆の心理そのものです。
列があるから並んで見ようみたいな。

大衆対個人の画像

仮に自分のエントリー基準を満たす場合でもこのようなイレギュラー相場は避けるべきです。
自分のロジックの過去検証に、今回の様なイレギュラー相場を何百回もクリアしたデータはない筈です。

未知の領域に手を出すべきではないでしょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 




 

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