勝ちを示唆する情報として捉える
巨大な迷路を一度も道を間違えずゴールするのは不可能です。
誰もが初めは手探りです。
行き止まりを見付けるからゴールに近づく。
何度も行き止まりに遭っては引き返し、この道は前に来た、この先は罠があった、
など少しずつ迷路の一部を解明しながら徐々にゴールに近づいていきます。
無数にあった通路も実は殆どフェイクで、正道はごく僅かしかなった事に気づきます。
僅かな道が残り、シンプルに構成されます。
何かの手法を検証している場合も、新たな手法を構築する場合も改善に役立つ考え方です。
迷路の行き止まりと同じで、負けは一時的なもの、その負けから学びさえすれば逆に強みになります。
むしろ、負けなければ正解に近付けないと言えます。
何度も同じ道をグルグルするような非効率を避ける為には、記録を取っておく事が大切です。
似たようなケースでも実は違う事があるので、出来るだけ解り易くです。
次に同じ場所に迷い込んだ時、すぐに気づけるように。
こうして出来上がった自分だけの地図は、最も信頼出来る強力なツールになります。
それが手法です。
あとはこの地図を破らない事です。
トレードの修行中で負けが続いて辛い
やる気はあるのに成果が出ない
勉強しているのに成績が下がっている
自分のトレード手法が作れない
etc…
なかなか成果が出ずに苛立ちを感じる時は、負けの持つ本来の意味を思い出してみてはどうでしょうか。
勝つ為に、負けている。
負けたら、一つ前進出来る。
負けを分析して自分の支配下に置きましょう。
管理下の負けは問題になりません。
負ける度に選択肢が絞られて正道が見えてきます。
負けた分だけ改善すればゴールは近づいてきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。