どの時間足で勝負するか

時間足選択問題

 

皆さんはどの時間足(タイムフレーム)でトレードしているでしょうか?

 

利益をどこまで引っ張るか、伸ばすかは、基本的には時間足選択の問題です。

 

時間 

 

自分が何者なのか意識する必要があります。

どの時間足の住人なのか知る必要があります。

 

例えば1時間足をトレード足として

環境認識に、日足・4時間足を使うとします。

 

日足も4時間足もベアと判断して、1時間足でショートエントリーします。

—補足— 状況に応じて、エントリー精度を高める為、15分・5分足を見てエントリーする場合もあります)

 

この時、自分が取りに行く波は

1時間足の波を狙っています。

 

エントリー後に順行した場合、全ての時間足でダウントレンドなので
日足4時間足ベースで引っ張って長期保有したくなりますが
これは本来の主旨と異なります。

 

大きな波の中で、同方向の小さな波を捉えるのは正しい考えですが、

自分が大きな波でトレードしている勘違いしてはいけません。

 

あくまで1時間足チャート基準で決済するのが原則です。

 

 

—補足—

15・5分足でエントリーした場合も同じです。

本来の執行足である1時間足において、
その精度を高める為に下位足を判断材料にしたのであれば、
エグジットの意志決定1時間足で行います。

下位足でエントリーしたから、下位足でエグジットした方が良いという事ではありません。

—補足—

 

 

追い風の時を見計らって、短距離走を走るような感じです。

いくら強い追い風でも、走っている途中で、中・長距離に変更するのは危険です。

 

ただし、

もともと長距離ランナーか、もしくは予め走行途中の変更が戦略レベルで組み込まれている場合、

全く同じエントリーポイント(スタート地点)であっても走り続けて良いです。

 

最適な利食い目標の置き方とは

この違いがお解り頂けるでしょうか?

 

全く同じポイントでエントリーしても、

利益を伸ばして良い人(ホールド)と、

利確した方が良い人(エグジット)に分かれると言う事です。
(参考:FXに向いている行動・いない行動

 

これは、表面的に同じ行動でも、内部的な判断基準(本質)が異なっている事に起因します。

 

逆風の時に走り始めるような愚は冒せませんので、

自分があたかも「追い風」メインで走っている気になる時があります。

そうでは無く、あなたのメインは「短距離」であるべきです。

 

ここは誤解を生み易いので注意が必要ですが、

あなたが所属している競技を中心に考えます。

 

ゴールテープを切る 

 

短距離ランナーだとすれば

短距離を走る為に、追い風を待っているだけです。
(※実際には風の方向に合わせて走ります)

 

冒頭の例に対して説明すると、

波の強弱の主従は 上位足  執行足 ですが、

トレードの主役は 上位足  執行足 

(注:「—補足—」の場合を除きます。これは日・4時間足で環境認識し、1時間足でエントリーした場合の主従関係です)
(厳密に表現するなら
 波の強弱の関係は 上位足 > 下位足  又は 環境認識 > トレード足
 トレードの主役は 上位足 < トレード足 >下位足 となります。この事は今後の記事で説明します)

 

になる訳です。

単純ですが(関係が逆転・矛盾しているので)ややこしいです。

 

自分はどの時間足で勝負しているのか。

どの時間足の住人か。

 

自分が何者なのか知っておく必要があります。

ここを明確にするとおのずとゴール目標(エグジット)が立てられます。

 

あなたが何者か、トレードの軸になっている時間足がどれなのか明確にしましょう。

 

例外として、重要なラインでの攻防戦があります。
次回はこの原則を外す事でホームランを狙う方法を説明します。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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2 thoughts on “どの時間足で勝負するか


  1. 一昨日から メンタル記事 をよませていただきました。

    すばらしい内容で 取引 もわすれました。〔苦笑) (メンタルの重要性がわかりました)

    FXはつかまえようがなくここしばらく 困ってましたが おかげさまでようやく道筋がみえてきたようです。
    感謝いたします。 ノートつけます^^

    まだまだ分からないところがたくさんあります。後で質問させてください。

    今日は実技のほうを拝見よていです。  イワタ


    1. メンタル記事を読む上で注意する事は、「あまり考え過ぎない事」です。

      矛盾するようですが、実技にも応用できる事があります。

      トレード方法を知ったからといって、すぐトレードしてはいけないように、メンタルも内面で熟成させる時期が必要かと思います。
      考えながら(迷いながら)トレードすると負けるので注意してくださいねw
      心のモヤモヤを目に見える形に出来るのもノートですね。

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