やる気が出ない時の検証法

やる気が出てくる検証方法

やる気なしトレーダー

会社やプライベートで嫌な事があるとやる気が低下しFXの学習も手に付かなくなった事はありませんか?
理由は良く解らないけどどうしてもやる気が湧かない時もあります。

どのような学習をしていてもこのような段階は必ず訪れると思います。
この時に怠惰に流されて悪循環に陥るか、踏ん張っていつでも集中出来る能力を高めていくかで今後の成長が大きく変わってきます。

目標は立てているのに一時的なやる気の低下で困っている時の、私なりの改善方法をご紹介します。
それは、

利益で終わった過去トレードを検証する事です。

なぜこれが改善に繋がるのか・そもそもやる気が出ないんだから過去検証そのものが出来ないじゃないか、と思われるかも知れませんがその理由を述べていきます。

まず、やる気を失う(低下)原因に、未来への懐疑心があります。
人は、やっても無意味だと思うとやる気がおきません。

例えば「今月中に○○を○○すれば○○万円貰える」確約があるのなら、頑張って行動するでしょう。
これが「今月中に○○を○○すれば50%の確率で○○万円貰える」になると、確実な他の物事を優先すると思います。

更にその確率が5%なら、行動の優先順位はもっと下がるでしょう。
この様に未来に対するより良い展望がないとやる気はどんどん低下します。

次に、やる気の量について説明します。

やる気の低下という表現をしてきましたが、やる気は有限なエネルギーのようなものだと考えています。
人を動かすガソリンのようなものです。

ずっと使わないと蒸発しても減りますし、行動による消費でも減ります。
そしてまた新たなガソリン(エネルギー)の補給を必要とします。

「やる気」はみな一定量を体の中に持っていると考えています。
本質的にやる気の無い人などいません。

ゲームでも仕事でも何かにやる気を発揮出来る筈です。
体内のタンクには一定量のエネルギーがあり、どこにエネルギーを配分するかの問題です。

この場合、より将来性のある確実な行動にエネルギーを使いたくなるのは当然ですよね。
見返りのない行動にエネルギーを浪費するは勿体ないからです。

 

ここまでを纏めると、

FXのような不確定要素の強い行動は、将来的な見通しが約束されていない為、やる気の配分が後回しになる。

FXに使われなかったやる気は、より確実な報酬を得られる別の事に消費される
(例えば娯楽や睡眠も含まれる。※アルコールを飲む事にもやる気は消費される)

と言う事になります。

エネルギー(やる気)は有限なので、他の事に使うと一時的になくなってしまうので、何としても学習に回したいところです。
しかし、不確定要素の強いものは体が無意識に拒否してしまいます。

この両方を改善できる行為が、

利益で終わった過去トレードを検証する

です。

 

未来に展望が持てればやる気を失わないで済みます。
そもそも、良い未来を期待してFXに取り組んでいる筈です。

利益トレードの検証は、未来の良い展望を想像するのに大いに役立ちます。
一度行動に移せば、次第にエンジンがかかり作業に没頭していきます。

注意して欲しいのは、負けトレードの検証を行わない事です。
負けトレードも本来必須の検証項目ですが、

やる気が低下している時にやると前述の理由により、
潜在意識が行動自体を無意味に感じてやる気の供給をストップしてしまいます。

「そんな不確定な未来より今を楽しもうよ」というかんじです。
一度怠惰に流されてしまうと、体が快楽を覚えて次からのエネルギー配分がそちらへ偏ってしまうので注意してください。

過去トレードを記録していないのは論外ですよ。
やる気が出なくて困っている時は是非試してみて下さい。

 

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