正しいリスクの減らし方

最もリスクが低く最もリワードが高い状態がトレードにとってベストですが

通常、投資額を減らせば損益も減り、高利益を求めるほど危険度が増します。

リスクとリワードはトレードオフの関係にあります。

 

ですが、

「リスクを減らす事」と「投資金を減らす事」は別の意味ですので注意しましょう。

例えば、知識・理論、経験、装備、なども、リスクを軽減してくれます。

 

言い換えれば、

これらが不足している場合は、リスクが高い状態と言えます。

 

初心者の運転はベテランの運転よりリスクが高いものです。

今の自分がどれくらいの危険度なのか見つめ直して見るのも良いでしょう。

 

リスクテイカーであれ

海外ではトレーダーの事をリスクテイカーとも呼びますが、

リスクに備えのないトレーダーは、紐なしバンジーやパラシュートなしのスカイダイビングと同じで

 

その行為は勇気とも勇敢とも呼べず、ただの無謀完全な無知です。

これだとデッドテイカーです。

登山家は入念な準備知識体力を備えて山に望みますが、それでもリスクは免れません。

慣れてるから、スマホさえあれば短パン一丁でエベレストも登頂できる、とも思いません。

 

ですが、多くの投資家は、短パンエベレストと同じ事をしているように思います。

経験と知識ある慎重な勝者にとって、勇猛果敢で装備の薄い素人は、どうみてもカモです。

プロ集団に紛れていますが、明らかに準備不足です。

 

どのような手段でも構いませんが、何らかの安全策を事前に講じて相場に入らねばなりません。

準備が出来てからプールに入るようなもので、それが無いなら、まだ入りません。

 

リスクテイカーというのは、リスクを取るだけの備えがある、という事であり、鉄砲玉特攻隊とは違います。

 

 

下を穿け

私がそうであったように、初心者が大金を夢見るのは悪い事でないと思いますが、
安全弁を持たずにリスクを負うのを夢とは言いません。

それはフリチンで大言壮語しているのと同じで、経験者からすれば、

「まず穿け」

となるのです。

 

「リスク以上にリワードがあり、DD、PF、バックテストも良好で、勝率8割。大衆の逆を行くのが必要で、安全を犠牲にしてこそ莫大な利益が実現される」

などと力説されたとしても、

 

「解ったから、とりあえず穿いてくれ。」
「話はそれからだ、」

となります。
穿いて欲しい、と切に願います。

 

「わかった、じゃあ上を着るよ」
「下を穿けよ」
(サンドウィッチマン:解る人だけ)

となるのです。

 

まる出しで雄弁に語られても説得力がありませんよね。

利益や理論の前に、その無防備の危うさを問うているのです。

 

時間を減らせ(調整しろ)

本人は、準備万端のつもりか、もしくは準備を軽視し過ぎているかのどちらかです。

エントリーと当時にSLを設定するのは当然の行為です。

そのうえでさらに自分自身で行う強制保険のようなしくみを一回一回のトレード毎に決めておく必要があります。
(ルールを決める・ルールを守る方法を決める・習慣化する・自動化する、の段階があるかと思います)

 

仮に勝率90%で勝てているとして、その利益をまたノーガードで相場に戻すなら、

どんな手法も無意味だと思いませんか?

 

戦場のど真ん中。

しかも相手はプロ集団。

大事なものを晒しっぱなしじゃダメなのです。

 

リスクテイカーですから、リスクは取らねば始まりません。

ですから「リスクが問題」なのでなく「リスクの取り方が問題」です。

 

リスクには、額も期間も含まれます。

経験や装備の無い初心者が、資金以外で最も簡単に行えるリスク軽減方法は、時間を減らす事です。

 

全てのケース(*後述)に当てはまる訳でありませんが、多くの場合、短時間であるほどリスクは下がります。

 

リスクを迎え撃て

どれぐらいの資金を、どれくらいの期間、リスクに晒すのか。

同じ金額でも、晒す期間によってリスク度は変わります。

長期間ほど多く稼げますが、その分リスクは高まります。

短期間であっても、山(相場)の天気は変わりやすいのでリスクをゼロにはできません。

(正確には、時間に比例して危険度が上がるのでなく、リスクは常に変動している為、長期ほど不測の事態に遭遇しやすくなるという事)
(*また、投資対象によってはロングタームほど読みやすいものも多くありリスクリワード等との総合的判断が必要。例:◯◯株は5年後に伸びる、等)

 

はじめからリスクゼロ状態を構築する事は難しいので、
(仮にリスクゼロの状態があるなら即エントリーですが)

リスクから逃げる姿勢でなく、リスクに備えて迎え撃つ(またはいなす)姿勢が正しいです。

 

PK戦のキーパーのような感じでしょうか。

避けるのでなく、訓練し、準備し、対処するということです。

いつか(リスクが)来るのは解っているのですから。

 

まとめ

学び、鍛え、準備し、諦めなかった者だけが山頂に着けます。

・資金の大小だけがリスクでない

・知識や装備がリスクを減らす

・時間もリスク

・知識や経験、装備のない初心者は、時間調整がリスク軽減に繋がる

 

ポートフォリオやドルコスト平均法など、リスク分散方法は他にもありますが、いずれも資金配分を考える必要があります。

資金を変えずにリスクを減らすなら、時間を減らすか、さもなくば、その他のものを増やすかです。

 

リスクが減り、投資金が変わらないなら、リワードレシオは高くなります。

 

 

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