まず自分にレバレッジを掛ける
良い師、良い情報、良い勉強法、努力、忍耐、継続、自己規律、
物事の上達には様々な要素があると思いますがが、これは外せないという重要なものの一つに、
集中
が挙げられます。
あえて集中力ではなく集中という単語にしています。
インジケーターを全て外すとか、細かい手法は全て捨てるというのもこれに当ります。
飲み会や散財を減らすのも、勉強時間に対する集中、資金を投資(勉強代)に集中させる事です。
初めの内はあれもこれも手を出したくなりますが、逆です。
一つずつ順番にマスターし、その後に幅を広げるべきです。
その方が簡単だし、上達も早い。
なのについ簡単過ぎて他の事も同時に並行してやっちゃうんです。
私もご多聞に漏れず・・・。
たった一つのパターンでも、自分の得意技を極めるとそこからの成長が断然早いです。
人生もトレードも、やりたい事が山ほどあると思いますが、体も時間も有限です。
初めから、どれだけ多くの事が出来るか?という挑戦をしないようにしましょう。
絞る程良いです。
お金を稼ぐ手段をFXに絞ったら、今度はトレードスタイルを絞ります。
スタイルが決まったら、通貨を絞る、手法を絞る、時間帯を絞る、時間足を絞る、ローソク足型を絞る。
とどんどん落とし込む必要があります。
一つ一つの”絞る”決断はなるべく早く行い、一度絞り込んだ路線は簡単に変えないようにしましょう。
普通はこの逆が多いのが常です。
つまり、
考えるばかりで行動が遅く、やり始めたと思ったらすぐ路線変更です。
極小単位にまで落とし込めたら、やる事は簡単で明白です。
極簡単になった一つの事に、分散されない全てのエネルギーを費やす訳ですから
その一点において成功が早くなるのは当たり前です。
一つがマスター出来れば、それを礎としてレバレッジを利かすように次の技術も容易に身に付きます。
技術の雪だるま方式と言っても良いでしょう。
焦らずにやれば、心配しなくてもその内沢山の事が出来るようになる筈です。
次に、一点に集中しない事による悪い理由を説明しておきます。
迷いです。
選択肢や実行単位が複数あると注意力が散漫になるというのもありますが、
迷う元になるのが一番駄目です。
迷いは不安に、不安は恐怖になります。
迷っているから一つに絞れないのもありますが、迷ったまま他の事に手を付けると更に増大するだけです。
タバコを吸うとストレスが溜まり易い体質になり、またタバコに手を付けるのと似ていますね。
不安が不安を、迷いが迷いを産み、増幅したらもう抜け出せなくなる訳です。
優柔不断な成功者なんて見た事ないですよね。
(リンカーンやナポレンが、オドオドキョドってたら嫌ですよねw)
しかし上記の様に、極小単位のカンタン作業まで落とし込んだら、迷う余地がありません。
一本一本道を確かめながら、正道を絞っていく行為と、
どの道も途中までしか調べずに戻ってきて、更に別の新しい道を研究対象にしているのとでは、どちらが早くゴールに着くでしょうか。
そしてどちらの労力が少ないでしょうか。
集中を意識して行動すると、自然に他の問題点も改善されていきますので、何を改善すれば良いか迷っている方はお試して見て下さい。
そして迷いが晴れた時の自分の行動の早さ、気持ち良さを感じて下さい。
成長のスピードが違う、と自分で感じる時さえあるでしょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。