続悲報 スイスショックの影響

スイスフランショックの被害続々

スイスショックから一夜明けた本日、続々と影響が報道し始めました。
※ドイツ銀行とバークレイズは世界的な為替ディーラーの最大手の一角です。

アルパリジャパン

アルパリ(UK)Limited破綻

私のところにも通知が来ました。

アルパリジャパン

『アルパリ(UK)Limitedは本日を持って破綻致します』

とのショッキングな文章。

これに伴い子会社であるアルパリジャパンでも、

全ての顧客の全ての現ポジション強制決済
口座開設・入金、新規ポジションの今後一切中止

しかしながらアルパリジャパンにおいては完全信託保証の対象となっている為、現時点での口座残高は保証される見込みのようです。

こういう時日本のルールは非常に助かりますね。

アルパリジャパンの今後の見通しは全く付きませんが、日本でも有数のメタトレーダーの扱い業者だっただけに残念です。

ちなみに私は口座は持っていましたが取引には使っていませんでした。
(セーフ;?)

 

米FXCM

2億2500万ドル損失(≒約261億円※1ドル116円換算)

米国での上場企業である米FXCMは「破綻の可能性が極めて高い」として9割以上の株価下落!

しかしその後、親会社から多額の融資が決定した事により破綻はひとまず回避さされたとか。

気になるのはFXCMジャパン証券

こちらは同社の日本法人ですが「FXCMジャパンの財務基盤に影響はない」との発表をしています。

ドイツ銀行

約1億5000万ドル(≒176億円)損失

バークレイズ

1億ドル未満(査定中)
こちらは損失が決済に影響は少なく、フランにおける取引は全て履行可能といっています。

グローバル・ブローカーズ・NZ(Global Brokeres)

破綻

明治大学

144億円為替損失はデマ

 

たった一日、いや数分で破綻に追い込まれたブローカーの心中お察しします。

各ブローカーでクロスフランの取引一旦中止などの措置も取られている様です。

週明けのチャートはどうなるのでしょうか?
スイスの輸出企業への影響は?
今後の被害にも注目です。

便乗商法に注意

決まって「スイスフランの今がチャンス!」のような煽りで広告を出す業者が増えてくると思いますが、間違ってもスイスフランで取引などしてはいけません。

このようなイレギュラー相場に、動きが大きいからといって勝算もなくトレードするはギャンブルですし、むしろ取引を制限すべきところです。

仮に取引自体が可能だとしてもスプレッドがどれほど開くかさえ解らない状況です。
スイスショックは予想できましたか?
スイスショック第2波は想像できますか?

初めから「今が儲かる」ような感覚で勧められるがままにトレードして勝てるものではありません。

もちろん販売者もこう言った事は皆知っているだろうという前提で
「なのになぜフランを勧める?その根拠は?」

と思わずクリックしたくなるように仕向けているケースもあると思います。
つまり販売者自体もスイスフランを釣りにして全く別の商品を斡旋するつもりでしょう。

広告をクリックするだけなら広告主が広告費を払う事になるのでむしろ出費を拡大させてやろうかとも思いますが関わってる暇はありません。

興味本位でクリックしてもその業者の商品は買わない方が良いでしょう。
「これが便乗商法か~」と勉強にはなるかもしれませんが(笑

 

関連:

ユーロ/スイスフラン大暴騰後のシナリオ

1/19の正しいトレーダー視点

スイスフラン今後の見通し

 

 

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