ギリシャ注意報
2015-06-29
ヤホーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00000075-jij-eurp
既にご存知かと思いますが、
ギリシャでは本日、写真のように
行列のできるAMT状態が起こっています。
デフォルトの可能性が高まり、本日月曜為替の寄り付きは円全面高。
ドル円でも1円ほど、ユーロ円は4円ほど、先週末の終値に対して円高になりました。
まあ、チプラスさまのアレじゃあ、そうなりますよね;
支払い期日(6/30)以降に、国民投票(7/5)して決めますなんて、今になって良く言えますよねw
それも、自分から会議を中断したそうじゃないですか。
当面ユーロ絡みの通貨は触らない方が良いですね。
ある程度大きな方向性は見えてる場合でも、今回の様な自体では情報が錯綜する事もあります。
また日本では情報の取得が遅くなります。
個人投資家なら尚の事です。
また、小さな報道でも大きく意識される為値動きが荒く機敏になります。
素早く大きく動く価格に、
遅れて取得する情報で闘う事は困難です。
このような時は波が静まるのを待ちましょう。
三大通貨の一つに懸念が強まれば、他の2通貨が相対的に高くなります。
ドル高かつ、円高になります。
有事のなんとかって奴ですね。
ただし、ひと悶着したあと、ギリシャの行く末がはっきりすれば、
ユーロは回復する可能性が高いです。
そうなると、前述の逆の動きに戻ります。
不安材料が取り除かれると元のサヤに帰るという事です。
ただし、長期展望は、仮に現段階の予測が当っていたとしても、
次々に更新される新状況で、方向が変わるので注意が必要です。
一度立てたシナリオもどんどん微調整しながら書き直すようにしましょう。
大きな波をみて、
ただ単に気分が高揚して
サーフボードに手を掛けるようじゃ、自殺行為ですよ。
まあ、私は特にファンダメンタルズに強くないので高台から眺めておきます。
今月も勝っているので、あとは逃げ切るだけです。
くわばらくわばら。
追伸:
毎度の事ながらこういった相場の時は
水平線のやつが役に立ちます。
中毒性のあるチャートを目視せずに、かつ他通貨同時に監視させるには最適です。
私にとって、こういう時にこれなしで監視するのは、もはや
勝っていても負けていても苦痛を伴います。
MT4標準のやつでも良いので、こういう時こそ感情でなく機械的に判断するようにしたいですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。