再現性、優位性、とは何でしょうか?
違いが解りますか。
ちょっと考えてみてください。
その答えを当ててみます。
再現性と優位性の違い

相場の再現性
相場によく出る値動きを定型化した代表的なものがダブルトップや三尊天井などのチャートパターンで、相場の再現性をトレードに利用するテクニカル分析の王道テクニックです。
ライン攻防の、反発/ブレイクアウトも同様です。これらは比較的再現性の高いプライスアクションです。
相場の優位性
優位性とは損益比率(リスクリワード)や期待値の高い事、つまりトータルで勝つ可能性が高い状態のことを言います。
トレードポイントにおける優位性は「エッジが高い」「エッジが効いている」局面などと表現します。
もうひとつの再現性と優位性
多くの人(マジョリティ)は、上記の再現性や優位性を思い浮かべたのではないでしょうか。
相場の再現性/優位性を考える前に、考えて欲しい事があります。
自分(あなた)の再現性と優位性です。
自分の再現性と優位性

自分の再現性
例:〇〇の時、よく負ける。(勝っている)
統計をとれば良く解りますが、相場の再現性に比べ、自分の再現性は驚くほど高確率です。同じ過ちが繰り返されています。まずはここを把握して潰す事が恒常的勝者のステップです。
負けている時の口座資金の額が負けに影響する事もあります。前回の負けが次のトレードの勝敗に影響する場合もあります。
前者は資金管理、後者はメンタルが原因です。しかし多くの人は手法をいじろうとします。自分の再現性にスポットが当たっていないんです。
自分の優位性
例:他人ができない事をできる
もともとはチャート分析や酒田五法なども”他人が持っていないもの”だったと思いますが、現在ではマジョリティです。情報の発達した現代では多くの事が共有されイチ個人だけの優位性を確保するのはよほどの要人で無い限り難しいと思います。多くの人(マジョリティ)ができない事をできるのが優位性であり、強みです。
FXトレードでは、個人には個人、機関投資家には機関投資家の強みがあります。
個人トレーダーで言えば、建玉保有期間に縛られない。なにもしない(ノーポジション)の自由。注文サイズの自由などがあります。つまり個人トレーダーはこうした優位性を盾に組み立てるのが、長所を活かした戦い方になります。逆にHFTなどの高速トレードを真似しようとすると不利な戦場で戦う事となります。
私個人で言えば、以前お伝えした時間外注文なども他人にできない方法でしょう。
自分だけの再現性を把握し、自分だけの優位性をもつ事が勝者への道をつなぎます。
私の再現性と優位性
「おまえ(凡人)の話などどうでもいい。もっと偉人の話を聞かせろ」と思うかもしれませんが、先人の失敗例を把握しておけば自分の失敗を未然に防げます。同じ轍を踏まない為に他人(私)の施策を覗いていみてください。凡人とはいえ投資関連で特許を取るほどに執着した男の再現性と優位性です。
私の再現性
私の場合は主に負け要因(負けの再現性)の把握に努めました。トレード中に自分自身にできるだけスポットを当てて、チャート画面でなく自分を見て分析するような気持ちで取り組み、私独自の負けトリガー(チットリガー)を見つけました。昔は現在のような機能がまだ無かったのでトレードノートも役立ちました。私は熱くなるとリベンジトレードが増え、勝率も下がり、連敗率が上がる傾向があります。ですから一度負けた後は、仮にエントリーサインが出ても見送って、次のトレードまでの期間を開けるなどの工夫が必要でした。最も大きく改善されたのは資金管理でした。計画的なトレード資金配分が、pips成績が同じでも利益を飛躍させる事に気づきました。
私の優位性
兼業トレーダーなら、どの時間帯で勝負しているかで戦略は変わります。

兼業トレーダーは、24時間監視できない場合がほとんど(マジョリティ)です。つまりこの24監視を可能にするだけでも優位性は上がります。この時間的不利を最初に解決する為に開発したのがアラートインジケーターです。MT標準のアラートはほとんど使い物になりません。早くからこの優位性構築に取り組んでいた為恩恵も長く受けています。今では時間外注文やあらゆるライン(縦横斜め、MA,BB)での決済、エントリー、注文移動を可能化していて、チャートを見ながらでも睡眠中でもトレードできます。万人にとって優位とは限りません。恐らく機関投資家やシストレにとっては不要でしょう。しかし私には必須であり、これが私の環境優位です。
あなたの再現性と優位性
優位性と再現性は相互関係にあります。優位性があれば再現性は高くなり、高い再現性は優位性を産みます。
わたしと皆さんの必要なものは違います。
負け原因も違います。手法も違います。
ですが私の今までの負けや勝ち、参考になるものがあれば利用してください。
引き続きブログやメルマガで紹介していきます。
以上、自分の再現性と優位性のお話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
