トレンドラインをタイミングに利用する
タイミングとは、エントリー、利食い、損切り、増し玉、ナンピンなどのタイミングの事です。
最終的な売買の意志決定にトレンドラインを利用すると言う事です。
どんなにトレンドを把握していても、タイミングが合わなければ利益になりません。
恋と同じです(お前が言うな)
リズムを合わせると言っても良いです。
トレンドラインは基本的にピンポイントを知らせるものではありません。
おおまかな傾向を示すものであり、売買する上での目安です。
ラインの値でピッタリ判断するより、領域(ゾーン)として捉えます。
素チャートは慣れていないと方向が掴めません。
ラインを引く事によって視覚的に解り易くなる程度のものです。
絶対視は禁物です。
エントリータイミングに利用する方も多いですが、
精度がカナメのエントリーにトレンドラインは馴染みません。
しかし、チャネルラインを使った利食い目標や、トレーリングストップに使うのには非常に簡単で便利です。
根拠が解り易く、扱うのも簡単です。
つまりエグジットタイミングを計るのに適しています。
チャートは縦と横で判断する必要がありますが、初心者はとかく縦だけで判断しがちです。
価格情報だけの売買も間違いではありませんが不十分です。
横と縦を同時に配慮して、毎時、目標値を算出するには高度な判断力と経験・計算が必要です。
トレンドラインはそれを一瞬で叶えてくれます。
また、トレンドライン単体で売買判断するより、その他の環境との複合的判断する事により精度があがります。
同じトレンドラインによる①環境認識②セットアップの環境も、③タイミングの判断材料になります。
条件が重なる時は、根拠が重なる時ですので、状況を追認していると言え信頼性が高まります。
エントリータイミングに利用する場合と、エグジットタイミングに利用する場合では、判断基準が少し異なるので注意しましょう。
ナンピン、増玉のタイミングに使う場合は、当然ですがそれ用に別の判断基準が必要です。
「トレンドラインの3つの使い方」の
①環境認識②セットアップについては前回の記事を参照下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。