安倍晋三首相が発表した戦後70年談話に対してのアメリカの
『日本が戦後70年、平和、民主主義、法の支配を尊重してきたことは「他国の模範となる」と強調した』
という声明を聞いてFXの事がすぐ浮かびました。
私にグサッときたのは「法の支配」という言葉。
これはそのままFXに当てはまります。
『法』はトレーダーの『自己規律』(ルール)そのもの。
『法の支配』とは、ルールの強制力と厳守の最上級の表現かと。
人間らしいという事が、感情的と言う事なのか、理性的という事なのか解りませんが、
感情の赴くままに行動しては、動物レベルに身を落とします。
FXはとかく感情との戦いになります。
大袈裟に言うと、
人類は、無法地帯から、法治国家に進化する事で、より高度に発展にしてきた。
と言う事はできないでしょうか。
アメリカが日本を評価する為に用いた言葉ですが、
すなわち、それはアメリカの信じる正義の形そのものでしょう。
我々が信ずるこの道を、日本も歩んできたのだから成功した。それは他国の模範である。
我々の言っている事は正しい。
そんな風にも聞こえます。
自由と支配
で、この『法の支配』を言うアメリカの根本精神、民主主義における『自由』もまたFXに一致します。
FXは自由な世界です。
自由と支配という対照的な言葉は、両輪のようなものです。
自由の為に法が必要であり、
法によって、自由がもたらされる。
相場の世界に来たばかりの新参者は「自由」ばかりを見てしまいます。
自由が欲しくてここに来ます。
しかし規律無き者に自由は与えられません
我々トレーダーは
自由を勝ち取る為に
自由であり続ける為に
自分自身を法で支配し続ける必要がある
と言えます。
因みに「自由」の対義語を調べてみると「専制、束縛、統制、窮屈」などでした。
トレードに必要な言葉が並んでいますね。
これらの結果、自由が得られるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。