ポジポジ病の経験はありますか?
今はどうでしょうか?
・いろいろ試しているが治らない
・治ってもまた再発してしまう
という場合は参考にしてみて下さい。
ポジポジ病の正体とは
要点に絞って言うと、脳には次の分野を担当している箇所があります。
・生命維持
・本能的
・感情的
・理性的(理論的)
脳を会社に例えると、部署のようなものでしょうか。
私は、人よりメンタルは弱い方だと思います。
ポジポジ病や損切りが出来ない心境はもちろん経験があります。
この時、脳内では「感情」と「理性」の綱引きというか、陣取り合戦が行われていると言ってもよいでしょう。
主導権の取り合いですね。
放っておくと大体、感情が勝ちます。
なぜ結果的に感情が勝つかというと、生きる為に必要だと脳が判断したからです。
それが会社の方針なんですね。
決して、意思が弱すぎるからではありません。
上の一覧でいうと、上にあるほど原始的な脳になり、大脳(旧・古・新)皮質などと呼ばれています。
古い部署ほど、より根強い、オートで発動するような権限があります。
「理性」は最近出来た部署で発言力が弱いのです。
ですが、最新の部署ですから、最も時代にマッチした大切な部分です。
最終的に感情に流されてしまのにはこのような背景があります。
感情の中でも、とりわけ強いのが「恐怖」と「希望」です。
感情部署にいる古参の敏腕部長といったところです。
恐怖部長・希望課長てな感じで。
希望課長の方が何か優しそうですが、FXではどちらも敵に成り得ます。
理性部署の新参トレーダーとしては、このお二方が邪魔なのです。
人よりもメンタルが弱いチキンヤローの私がトレード中に感情をコントロール出来ているのは、実はこの恐怖部長・希望課長を仲間に引き入れているのです。
利用していると言っても良いです。
目先の損切りよりも強い、別の『恐怖心』があり、
目下のエントリーより大きな目標がある、といえば良いでしょうか。
より大きな感情を利用する事で、行動と感情がイコールになるようにすると言う事です。
以下のような事を自問自答してみてください。
ポジポジ病で悩んでいる暇なんてないと、思えるようにようになるかもしれません。
FXを初めた理由は何ですか?
趣味の場合もあると思いますが、本気で取り組んでいるなら、良い未来を作り、将来の不安を無くそうと考えている筈です。
自分の行動は、それに見合っているでしょうか。
ポジポジ病を気にするあまり、視野が狭くなっていませんか。
本来の大目標を忘れ、目先のトレードにこだわり過ぎていませんか?
「またやってしまった」と自己嫌悪していませんか。
誰でも、普通は「やってしまいます」。だからそれは普通です。
嫌悪する必要はありませんが、他人と違う事が出来るようになったら、どうなりますか?
何を得る為に、どんなリスクを呑むのですか。
あなたの大目標に、そのトレードは必要ですか?
今、どうしてもすべきトレードですか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。