あなたはポジポジ病ですか。
「はい、そうです」と自覚症状のある方はまだましです。
しかし多くの患者は、オーバートレードが顕著であるにも関わらず自分が病に冒されている事にさえ気づけません。
個人投資家は自分で診断するのが難しいので発見が遅れるのです。
診断し易いのはブレイクアウトなど、相場に勢いがついて来た時です。
急な値動きでテンションが上がってしまうなら既に発病している可能性が高いか、予備軍といえます。
私もかつて、一晩で50回くらいトレードして資金を2倍にした事もあります。(もちろんその後数日以内に殆どなくしました)
明らかに依存症でした。
重要指標発表 = お祭り
そう思っていましたw
患者の共通点として、ルールがない、もしくはあっても守らないと言う点です。
どうしても買いたくなった時は次のように自分に聞いてください。
「そこでエントリーするロジックを持っているか」と。
ロジック通りならエントリーして良いでしょう。
そうでないなら、実際には何の根拠もないところかもしれません。
そのエントリーは過去において検証され有効性が確認されたものですか?
そうでなければ、ただ単に「初めて座ったCR機でロングリーチが掛っただけの、気分が高揚した状態」です。
実際には何の期待値も優位性もないところで勝手にワクワクして「ボタンを押せ!」と射幸心を煽られているだけに過ぎません。
そのブレイクアウトを見送っても、何の損もしません。
それが勝てる手法だと思うなら、検証して次からそのパターンを手法に加えれば良いだけです。
逆に衝動的に飛び乗って、利益を得られた場合はどうでしょう。
それは根拠のない偶然の勝利です。
たまたま入ったパチンコ屋で初めて見た面白そうな台で楽しげなリーチが掛ったら大当たりした、だけです。
ただのド素人のラックでございます。
これを経験した方の次の展開は解りやすいです、
ギャンブル依存です。
そして、次はこう言うのです「なんでこのリーチで外すんだ!」と。
もともとそれは信頼度5%のくそリーチでございます。
これは非常に悪い体験です(麻薬を経験したようなものです)
ポジポジ病はトレーダーの悪癖であり、致命的です。
更なる悪癖を誘発し、合併症も引き起こします。
上のように自分に言い聞かせても症状が改善されない方はこちらもご覧下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。