環境足・上位足・執行足の違い

相場環境 環境認識 環境認識足 上位足 トレード足 執行足 下位足

これらは全て違うモノです。

但しそれぞれ被っているところもあります。
あまり気にせずに使っていましたが、恐らく私以外の方でも、
自分の言葉を使って説明する事が多いと思うので、他のトレーダーからの説明を聞く時も注意が必要です。

まず下の図を見て下さい。

時間足の種類

解りづれ~w

図にしたにも関わらず…。
てかトレード足全部だし。

以下、補足します。

相場環境

文字通り相場の環境、広義には時間帯や指標発表前後などのファンダメンタル要素も含めた大きな環境の事。
狭義には環境認識・環境認識足の意味も含む

「相場環境」自体、「足」でさえ無いですが、環境認識足の意味で使われる事があります。

環境認識

トレードにおける環境の認識、主にテクニカルチャート分析上の環境を示す。
ブル・ベア・ホッグの別、トレンドの有無など
上位足での環境、同一時間足内の環境がある

こちらも「足」ではありませんが、上位足=環境認識と考える手法もあります。

環境認識足

環境認識に用いる時間足(MTF分析)
トレードスタイルにより環境認識足は異なる
同一時間足で賄う場合もある

環境認識足上位足 とは限りません。

上位足

ある時間足に対する上位レベルの時間足
広義には環境認識の意味も含む

トレード足

最も重要な足
トレードの基軸とする時間足
この時間足で利益を得る為に、その他の時間足を分析する。
MTF分析を用いたトレードを行わない場合、トレード足で全ての環境を判断する場合もある
広義には執行足も含む

全ての足がトレード足に成り得ます。扱うロジックによって異なります。

執行足

トレードを執行する時間足・エントリーする時間足
日足分足執行足に成り得る
広義にはトレード足

執行足が最下位足の場合もあります。トレード足同様、どの足も執行足に成り得ます。

下位足

ある時間足に対する下位レベルの時間足

 

その他

日中足

日足と混同しないように注意
日足より下の足を纏めて呼ぶ呼び方。
主に4時間足~1分足

ティック

足ではありませんが、変動毎に記録される価格推移グラフ。
1分足の更に下位に位置する価格データ。

 

まあ、何かの定義がある訳でなく、便宜上説明に用いている造語のようなものなのでご了承ください。
トレード足なんて言葉は存在しません。
その時の話の流れでなんとなく解ると思いますが、別の記事と合わせて読む時に言い回しの違いを感じるかもしれませんので混乱しないように願います。

 上の図もあくまでイメージですので、分類しきれない部分についてはご了承下さい。

時間足関係の補足説明

どの時間足で勝負するか」で

波の強弱の関係は 上位足 > 執行足 
トレードの主役は 上位足 < 執行足 

という話をしました。

 

それまでの話の流れ上、対比させる意味で上記の表現の方が解り易いと思いますが、

厳密に表現するなら

波の強弱の関係は 上位足 > 下位足  又は 環境認識 > トレード足
トレードの主役は 上位足 < トレード足 >下位足

となります。

トレード足は上の図で行くと全部を含みます。
厳密に表現しょうとするとなぜか抽象的になる訳です。
これはトレード足が人によって異なる為です。

説明するのって難しいですね・・・。
解り辛かったらコメント願います。

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その他、解決を急ぐ場合は掲示板からお願いします。

 

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2 thoughts on “環境足・上位足・執行足の違い

  1. 矢田@医療職兼業トレーダー より:

    MTFの考え方はとても重要ですよね。
    応援しておきました。ポチッ


    1. はい、相場のフラクタルな構造の動きを理解する上で必要だと思います。
      応援ありがとうござます。

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