相場を冷静に見るコツ

 

冷静であれば勝つ確率は上がります。
関連記事:ひとつの状況、ふたつの判断。

ところがほとんどの場合クールというよりクレイジーです。

 

某宅急便のように冷静さを長持ちさせるにはどうすれば良いでしょうか。

 

あえて、大げさに言うと

「トレード中」は「セックス中」と似ていて、あまり他の事は考えられません。

 

セックス中は、冷静じゃありませんよね。

もちろんクレイジーという訳ではありませんが、集中する事はあっても冷静ではないはずです。

基本的に興奮状態であるという事は説明に及びません。

 

カップル

 

将棋はどうでしょうか。

超冷静・紳士な感じですよね、ボンテージ姿の棋士は見かけません。

 

しかし、この場合も「対局中は将棋の事しか考えていない」ので、他の事は考えません。

ボンテージ棋士でも、頭の中は戦略でいっぱいの筈です。そうであってほしいです。

 

トレードがこれに似ていると言いましたが、

 

仕事中も仕事の事考えてますから、その事と何が違うかというと、

感情反射的反応です。

 

欲望、反応、快感、まさにセックスです。

 

性行為が悪いのでなく、トレード中のエクスタシーがマズイのです。

 

また、トレードの場合は、

頭の中が、思春期ムラムラ状態になっているにも拘わらず、本人は普通だと思っていることが厄介です。

 

これはある意味、中二病ですね。

 

思考回路フェーズ

もう一段潜って考えてみます。

「トレード」でなく「トレーディング」の段階です。

 

第一段階
エントリー

勝つためにトレードする訳ですから、

エントリーの時は勝つ事に意識が行き、勝てる要素を探します。

 

一見、正しい行為ですが、

すでにこの第一段階で、自分自身の意識に呑まれて正しい判断はできなくなっています。

 

つまり、

勝つ事で頭いっぱいの中二病です。
(中学生読んでたらゴメンね)

 

多少、勉強していればもうウィザードクラスに勘違いします。

 

恐ろしいと思いませんか?

もう、始めっから、間違っているのです

 

 

第二段階
エントリー後

 

価格がどちらに動こうと、自らの判断を変えようとしません。

実はこの行動は、部分的には上級者と表面上変わらないので解りにくいですが、

 

上級者は、相場の動きが不規則で、自分の予測が外れる事を熟知しているのに対して、

初心者は、自分の予測を過信し、相場を絶対視し、根拠なき強い希望を抱いて当初の判断を変えません。

 

上級者が変えないのはルールであり、判断は常に修正しています。

初心者が変えないのは希望であり、それが判断だと錯覚しています。

 

一対一

 

第三段階
ストップロス

舌の根も乾かぬうちに、予定を変更して損失を先延ばしにします。

「自らの判断を変えない」筈の、初心者の、矛盾した行動です。

 

矛盾というより「根拠なき強い希望」が優先されて、当初下した値SLの判断を反故にします。

「根拠なき希望」「一貫した信念」を履き違えた男らしさ(?)を発揮します。

 

自分では、矛盾していると思っていないか、思っていても許しています。
自己卑下を感じながら行動する場合もありますが、結果は同じです。

 

ただの、中二野郎です。

 

第四段階
原因探し

 

勝てば天狗街道まっしぐらですが、負けが続けば、相場探求し始めます。

己の判断ミスで招いた失態ばかりの筈ですが、追及するのはマーケットです。

 

勉強熱心は良い事ですが、矛先が違います

結局、相場に責任を求めるクソヤローです。
(言い過ぎだろ)

 

 

・・・・ちょっと、話が逸れてきたというか、口が悪くなってきましたが、

何が言いたいかというと、

 

バイアスを無くせって事です。

 

トレードに入ると、自分を肯定する情報ばかりを集めて、見たいものしか見えなくなります。

そうなると、見えてるものも見えなくなるし、否定的な情報も肯定的に捉えてしまいます。

 

そして、これは感情やら反射的反応によってもたらされるので、回避するのが難しいんです。

解っていても、難しんです。

 

ブログの品格の維持を考慮せずに言わせて頂くなら、

頭では解っていても、アソコまさぐられたら、そりゃ反応するわ。という事です。

 

つまり、冷静でないんです。

 

ではこれをどう回避するか。

 

原因が解るだけは不十分で、対処策が必要です。

 

回避というより改変という方が近いですが、効果的と思う考え方は、

逆確証バイアスで迎え討つ、です。

 

逆確証バイアスという言葉はありませんが、イメージしやすいので使用しています。

人には思い込みがある(バイアス)

その思い込みは感情・反応と結びついている

感情・反応は、自分本位(自分発信)である

この逆をする訳ですから、

 

他人本位で考える

それを感情・反応で感じるほど昇華する

これらを、新たな思い込みにする

です。

 

他人本位 = 相場本位

と置き換えて考えます。

 

相場本位で考える(ついつい考えてしまう)バイアスを持つ事で、本来の確証バイアスからの脱却を図ります。

 

バイアスそのもの意識しすぎると反って強めてしまう事があるので、直接は触れずに、

傾いている天秤の反対側に重りを載せて、偏見を平均化する感じです。

 

もともと持っているバイアスが強いほど、重い物を用意する必要があります。

 

ん?ちょっとまてよ?

直すのは自分であって、相場に原因を求めちゃいけないんじゃなかったか?

相場本位で考えたらダメじゃん、と思ったとしたら、もうひと押し。

 

天秤

 

これもループなので説明が難しいんですが、

自己否定的立場でみる相場

自己肯定的立場でみる相場は、違いますよね。

 

言い方を変えると、

相場を否定的に考えて見る相場、と

相場を肯定的に考えて見る相場、では、同じ相場を見ていても感じ方が違いますよね。

 

好きな人が、ポテチを食べた指を舐めていても「カワイイ」と思うけど、
嫌いな奴がやってたら「汚ったねぇ」と思う感じです(思わないか)

オイオイその指どうするきだ。まさか部屋の物を触ろうってんじゃないだろな。と。
(言い過ぎだろ)

 

多くの人は、負けると相場を敵対視したりします。
そこまでいかなくても、不安恐怖心を抱きます。

これが相場をネガティブに捉える要素になってバイアスが膨らみます。

先入観によって、同じである筈のチャートが違って感じます。

 

なので、逆側の発想でネガティブ要素を押し返して中和するメージです。

裁判のように、両局面から評価するといっても良いかもしれません。

 

ただし!

これはあくまで、初期段階の対応策であって、決定的な解決策とか、最高形という訳ではありません。

 

理想形は、

トレード中にプラスやマイナスの感情がなく、常にフラットな意識で相場に対峙する

のがもっとも冷静な状態です。

ニュートラル、ぶらんぶらんの状態です。

 

正座

 

最後は明鏡止水の仙人の境地でトレードできたら良いですね。

(仙人は金儲けしないか)

ちなみに仙人は「欲」はないんでしょうか?「もっとたくさん、霞(カスミ)が欲しい!」とか。

 

この境地が正しいのは間違い無いですが、いきなり目指しても無理です。達成難易度は超S級だと思います。

だから、逆確証バイアスです。

 

上の4フェーズ全てで初心者は誤りますが、スタートから躓いているのだから、そりゃ負ける筈です。
いかに改善が困難かも解ります。

 

この事実を無視して勉強量を増やしても、焼け石に水、というより、火に油を注ぎかねません。

努力量は同じ、でも方向を変えるだけで、好転する。そんな事もあるのではないでしょうか。

 

 

追伸:

今回は、頭の中の考え方、ニュアンスとしてのヒントをお伝えしました。

身体的・強制的に、クールダウンする事に興味があれば他の記事をご覧ください。

 

強制的に考え方を変える方法

トレード中に心がブレブレな人へ

最終的にいつも負ける理由

などなど

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。




 

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