「必殺!仕事人」は暗殺者グループです。
彼らとインジケーターに共通点があります。
まず、インジケーター。
インジケーターを勉強して知識はプラスされているのに成果に繋がらず、むしろパフォーマンスが低下する事があります。
そして次のインジ探しのトラベルに出発します。
実に様々なインジケーターが無数に存在しますが、導き出されるものは全て同じでなければいけません。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、多種多様、どんなインジを使っても、それを利用してやろうとしている事は同じと言う事です。
物事はいかにしてシンプルに考えるかで効率が断然違います。
より多くの判断基準を持つ事は一見精度を上げているようで、その実矛盾と迷いを生み、正しい判断を鈍らせます。
使いこなせていれば問題ありませんが、例えば5個持っているコンパスが別々の方向を指したなら誰でも迷います。
数が増える程混乱して本来の目的を忘れ、こっちのインジからはあれを、そっちのインジからはこれを、
とベクトルの定まらない情報収集をして反って方向を見失う事があるので注意が必要です。
では、その導き出そうとしている同じものとはなにか。
- 「市場参加者の状態を知る事」
- 1を考慮した上で「市場参加者が次に取りやすい行動を考え」
- 2の行動が実際に確認でき、かつ優位性があるならエントリー
する為です。
一言で言うなら、1の「市場参加者の状態を知る事」だと言い切ります。
決してエントリーのタイミングを知らせてくれるものではありません。
結果的にエントリーのタイミングにも利用しますが、それは上記を判断した結果の行動に過ぎません。
本質は参加者の状態を知る為、分析する為に使うものだと思っています。
歴代「必殺!仕事人」の暗殺手段は皆バラエティーに富んでいて多岐にわたりますが、目的は1つ、
暗殺です。
チャートも、様々な方法を利用しても、1つの結果を得ようとしている事を忘れてはいけません。
ついつい華麗な暗殺手段に見とれて手段(手法)に固執してしまう事がありますが、固執しなければいけないのは、
暗殺です。
インジケーターも数あれど、目指すところは参加者の状態を分析する事です。
暗殺こそ目的であり、目指すところなのです!(このブログ通報されたりしないですよね?)
チャートやインジケーターを見て固執すべきは相場心理という事です。
常に相手の心理を読む為にチャートを見ます。
相手の心理を読む為には相手の置かれている状況を知る事が必要です。
その状況を視覚的に見やすく工夫したもの、それがチャート(インジケーター)だと思っています。
道具を利用するには目的がある筈です。目的ありきで道具が開発されます。
いつしか道具がメインになっていないかつけましょう。という話、のつもりでした。
ビバ、暗殺
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。